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韻は日本語のグルーヴを創り出す。
かなりマニアックな投稿ですが、ブロガーやビジネス作家の方も、意識しておくといいかも?
いや、マニアック過ぎて伝わる人が少ないから、意味がないかもしれない文章技法。
言葉の「韻」に着目するだけで、リズムやグルーヴを生み出し、文章に呼吸が生まれます。
口に出すと気持ちが良い、『口心地』がいい言葉ってありますよね。
個人的には「ペレストロイカ」とか、「武家諸法度」とか、「コンプライアンス」とか(笑)
ある意味、僕のオンライサロンの「アティチュード」も、それに当たります。
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人は「語感」に惹かれると思うんですよね。
思わず口ずさみたくなる言葉は、印象に残りますし、覚えていただけます。
例えば、歌もそういう側面があって、口心地の良さで言うなら、「韻」を踏むことで、歌っていて気持ちよかったり、聞き手にも記憶に残りやすい。
Mr.Childrenの「しるし」という楽曲なんかもそう。
ミスチルなボーカルの桜井さんは、実は昔からかなり韻を踏んで歌詞を綴る方でして。
因みに韻とは
同じ言葉や、同じ音や母音を持つ言葉を繰り返し使う手法
です。よくラップで使われますね。
簡単に言うと「同じ母音の言葉をはめること」ですが、それをする事で言葉に躍動感が生まれます。
日本語は英語などに比べて、言葉の終わりが全て母音で終わるので(例えば、「き」を発音しても、伸ばすと最後は「い」になりますよね)
グルーヴが作りにくいので韻を踏むことで、グルーヴやリズムが作り出せます。
ミスチルの「しるし」の歌詞サビに
「ダーリン、ダーリン〜♩」と
「泣いた〜り〜♩」とあります。
どちらも母音に分解すると
「あいあ〜い〜(a.i.a〜i〜)」になります。
美しい韻です。ついつい口ずさみたくなる!
そんな感じで、僕の2019年にリリースした「Re:member」という曲がありますが、歌っていて「口心地」が良いように、かなり韻にこだわった歌詞にしました。
後半にある
深い愛ほど奪い合い
悔し涙で不甲斐ない
Sleepless Night
もこれ、口ずさむとめちゃくちゃ気持ち良いから、一度みなさんも試してみていただきたい。
これも母音に分解すると
「深い愛=うあいあい(u.a.i.a.i)」
「奪い合い=うあいあい(u.a.i.a.i)」
「悔し涙=うあいあいあ(u.a.i.a.i.a)」
「不甲斐ない=うあいあい(u.a.i.a.i)」
これ全て「うあいあい」で韻を踏んでいるので、歌っていて口心地がよく、特に好きなフレーズです。
なんてマニアックな投稿(笑)
好きなアーティストやミュージシャンが綴る歌詞を、ただ読むだけじゃなくて、字面や響き、言葉の韻にも着目すると、楽しみ方が倍増します。
かなりマニアックですが。
人は文章読む際は、黙読でも心の中で発音して読み上げていると言われています。
声に発音せずとも、韻を仕掛けたりリズムを意識すると、読み手に印象の足跡を残す事ができるわけです。
ブロガーや著者、コラムやコピーを書く生業の方でも、これを参考にするだけで、ちょっと他とは一味違う文章を綴ることができるかもしれませんね。
参考にしていただけると嬉しいです。
P.S
リメンバーはこちら!
上記した韻以外にもたくさんあるので注目してみてください^^どれだけ韻を探せるかな?
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