RQの立て直し〜ちはる塾おとな学部おとなの研究コースをふりかえる②
今日は早稲田大学で第5回おとなの研究会が開催されました。しかし今回は外せない用事があり、欠席となってしまいました。それでも研究は続けていたので、今までの流れと今回予定していたことを書きます。昨日は、今までのおとなの研究会のふりかえりを書きました。今日はその2回目です。
第4シーズンの課題は独立することでした。自分で参加する学会を決め、入会し、大会に参加すること。さらに論文を投稿したり発表したりするための基礎知識を学ぶことでした。
私も早速、学会に入会し、大会に参加しました。また入会することによってジャーナルが読めるようになりました。そこで気がついたことは、障害者支援ばかりに目が向きすぎていたことです。もっと幅広く「社会福祉」という世界を知る必要があると思いました。その後、今まで自分が作った課題、さらには研究発表会でいただいたコメントを読み返しました。するとひとつ反省点が見えてきました。それは「アドラー心理学」にこだわりすぎていたということです。「アドラー心理学」が前提になっていたため、純粋さに欠けていました。そこで第4シーズンはアドラー心理学から離れ、あらためてリサーチクエスチョンを見直す作業を行いました。
第4回 おとなの研究会(2019年01月26日)
障害者支援サービスのひとつ、計画相談支援に注目をした。計画相談支援においては、利用者の意思を尊重するためにアセスメントが重要とされている。しかし、現場ではアセスメントに十分な時間を割けず、利用者の話を時間かけて聴くことができないという。今後の研究の方向性は、直接利用者から話を聴いたり、利用者の視点で活動を見直すこととした。なお、どうやって利用者の話を聴くのかというコメントを毎回、いただいている。次回までの課題とした。
第4シーズンが終わり、再出発を始めました。まずは、前回の課題となった利用者へのインタビューです。言語による意識疎通の難しい人もたくさんいます。また、私の質問を私の意図どおりに受け止めることが難しい人もいます。そこでまずは就労経験のある人を対象にインタビューをすることにしました。しかし、大きくつまずいてしまいました。
(つづく)
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