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豆まきはスポーツだ!(一日遅れの節分)

私の職場は、今日、2月3日に豆まきをしました。間違えたり、忘れていたわけではありません。予定がつかず、今日になってしまいました。

今日が本番…と、いうことにしました

私は、障がいがある人が利用する事業所を経営しています。その事業所の一つで、今日、豆まきをしました。その事業所では、受注作業をしています。管理者は、受注仕事の関係で、一日遅れになってしまったと話をしていました。

利用者の皆さんが、集合すると、管理者から話がありました。

「皆さん、昨日は、ご自宅やグループホームで豆まきをしましたか?それは、練習です。今日が本番です。しっかり鬼退治をしましょう。」

見事な切り返しでした。

豆まきはスポーツだ!

この事業所では、毎年、熱の入った豆まきをします。汗びっしょりになって豆まきをします。担当者は、「豆まきはスポーツだ!」と言います。下の写真は去年の豆まきの様子です。

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鬼になるグループと豆をまくグループに分かれます。グループは時間で交代をします。鬼になったグループは、大きな声で暴れて逃げます。豆をまくグループは鬼にむかって豆のかわりの新聞紙の玉をぶつけます。みなさん、本気で熱いです。

去年の2月は、まだここまでコロナが深刻ではなかったんですね。

また、例年は、利用者が自分でかぶる鬼のお面を作ります。こんな感じです。

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今年は、一列に並んで…

しかし、今年はコロナ禍で密を避けたり、大きな声をひかえなければいけません。そこで行事担当者の工夫で鬼の的あてになりました。利用者が横に並んで、鬼にむかって新聞紙の玉をぶつけます。

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作業室の入り口には、大きな大きな鬼も登場しました。

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素晴らしい作品です。

今年は、的あてなので、的になる大きな鬼を作ったとのことです。

今年は、声を出さずに、心の中で「鬼は外、福は内」を叫びました。それでも動きは大きく、体で元気を表現しました。

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憂いるのはもうやめよう

行事担当者の趣向を凝らした企画のおかげで、今年も白熱した節分になりました。いつまでもこの状況を憂いで、中止や規模縮小にすることもできません。今回の企画は、たいへん面白い企画でした。工夫一つでいくらでも楽しめます。

今年は、鬼退治とコロナ退治の節分になりました。

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