見出し画像

おまわりさん、ありがとう

家のポスト交番のおまわりさんから手紙が入っていました。

先日、おまわりさんに情報提供をしました。そのことについてのお礼とその後の報告でした。その手紙の最後に書かれていた「ご安心ください」の一言がうれしかったです。

おまわりさんの前では緊張します

おまわりさんに相談するのはたいへん勇気が要ります。私は、おまわりさんに話しかけるというだけで緊張します。今回は、私から情報提供をしました。後ろめたいことは何一つありません。それなのに足がすくんでいました。きっと、今までのおこないに問題があるのでしょう。昨年の秋にも、おまわりさんの手をわずらわすことがありました。

このときは、進入禁止違反をしてしまいました。

それ以来、車を走らせていて、パトカーとすれ違ったり、街角にたたずむおまわりさんを見かけると背筋がピクリとします。そのくせ、私は、すれ違いが難しい道路で前からパトカーが来ると、率先して道をゆずり、得意になっています。

おまわりさんは生活になくてはならない人なのに、苦手意識が先行しています。

行方不明者を探してもらう

仕事では、おまわりさんに協力をしてもらうことがあります。私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。そこの利用者が行方不明になることがあり、おまわりさんに協力をお願いします。たとえば、支援者と外出中にはぐれたり、一人で交通機関を利用している人が、交通機関を間違えて帰って来れなくなってしまったときです。

行方不明になってしまった利用者が見つからず、眠れない夜を過ごしたことがあります。ある人は、電車の上り下りを間違えて乗ってしまい行方がわからなくなりました。そのときは、数日後に東京の原宿で保護されました。そんなことが何度もあります。

初めてパトカーに乗った日

この仕事を始めたころのことです。忘れられない出来事が起きました。私は、専門学校を卒業し、地元の小さな福祉作業所の職員になりました。今の事業所とは別の事業所です。そこで、私がかかわっていた利用者が家出をしました。養護学校を卒業したばかりの女性でした。

幸いにも、その方は、その日の深夜に公園のトイレでうずくまっているところを発見され、無事に保護されました。そのとき、その方が私に迎えに来て欲しいと告げたことから、私が迎えに行き、警察署の小部屋で事情聴取をうけました。帰りは、おまわりさんがパトカーで送ってくれました。初めてパトカーに乗りました。

おまわりさんにはいっぱいお世話になっています。それなのに苦手です。申し訳ありません。いつもありがとうございます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?