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事業所が閑散としています

国の緊急事態宣言の発言を受けて、先週末に事業所の利用についてのお知らせを出しました。

私は、障がいのある人たちが利用する日中活動事業所とグループホームを経営しています。先週は、今週から日中活動の事業所を開所するかどうかで悩みました。日中活動には一般の交通機関を利用して来る人がいます。利用者の中には、感染をすると重症化する恐れのある人がたくさんいます。そのような人たちは、ご家族が心配をして自家用車で送迎をしたとします。しかし、それでも事業所の中に入ってしまえば、みんな一緒になるので感染のリスクが高まります。

所轄庁からは、円滑に通常業務をするようにと通達がありました。そう言われても、万が一のときにリスクを背負うのは私たちです。さんざん迷い、議論を重ねた結果、できるだけ具体的に事業所の状況やリスクをお伝えし、利用者、もしくはご家族に利用の有無を判断してもらうことにしました。

他にも完全に休業することができない理由があります。事業所にはいくつかのグループがありその中には受注グループがあります。そこは企業から仕事をいただいてそれを活動にしています。休業をしてしまうと企業からの仕事が滞り、企業に迷惑をかけてしまいます。

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所轄庁からは、利用者が自主的に休みを希望した場合、利用者も在宅勤務とし、自宅で通常と変わらぬ活動ができれば報酬の対象とすると通知がきました。報酬がなければ事業所を継続できません。私の事業所の活動は、ビーズでアクセサリーを作ったり、パンやお菓子を作ったり、ポスティングです。この活動で利用者にどうやって在宅勤務をお願いすればいいのでしょうか。ここは、既存の活動にとらわれず、新しい活動を提案しなければいけません。

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