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定年後、もう一度、高校生になりたい

今朝の新聞に「夜間中学設置 指定都市も促進へ」という記事を見つけました。

夜間中学校について、政府広報オンラインでは次のように紹介しています。

夜間中学とは、公立の中学校の夜間学級のことをいいます。戦後の混乱期の中で義務教育を修了できなかった人や、様々な理由から本国で義務教育を修了せずに日本で生活を始めることになった外国籍の人など、多様な背景を持った人たちが一生懸命学んでいます。

夜間中学校に興味を持ったのはちょうど一年前、「通信制中学60年の空白を超えて まなぶ」という映画を観たときからです。映画を観た後、率直に自分も学んでみたいと思いました。40年前、自分が中学生だったときは、義務教育をはき違え、義務だから仕方なく学ばなければいけないと思っていました。

最近になって世の中には知らないことが多すぎる、せっかく生まれてきたのに知らないで死んでしまうのはもったいない、もっともっと知りたい、でも自分には基礎がなさすぎる。そんなふうにモヤモヤしていました。

しっかりとした基礎を学びたい!

娘が中学生、高校生ということもあり、休みになると子どもたちの教科書や参考書を見せてもらったり、教わったりしていました。

娘の塾のチラシに、「見学随時受け入れ」というコピーを見つけ、「毎回、見学に行こうかなぁ…」ってつぶやいたら、「素直に金払ったらって」、家族に笑われたりもしました。

ネットで調べると、大人が学べる私塾が幾つかあります。テレビで宣伝している、オンラインで学べる塾への申し込みを真剣に考えたこともあります。結局、決定打にかけて申し込みをしませんでした。

今は自分の仕事に活かすため、専門分野を深めるために大学の学びを始めています。そこに追われています。でもやがて自分が定年を迎えたら、もう一度、中学生を一からやり直し、高校に入学する、そんなことができたら面白いと思っています。そんな制度ができないでしょうか。

もしくは、定年前に高校の受験勉強を始めて、定年後は高校生になる。定時制高校ではなく定年後高校なんてあったらいいです。少しだけ授業内容も年齢に合わせて、体育はゲートボール、保健は骨粗しょう症予防講座とかに力を入れたりして、そんな将来を描いています。

とりあえず、今は目の前の課題に集中します。


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