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特別養護老人ホームについて

特別養護老人ホームに入居しているお袋が、病院を退院してホームに戻りました。今回は約1週間の入院でした。

お袋は86歳です。ホームでぜんそくの発作を起こしたため、ホームの職員が病院に連れて行ってくれました。病院に見舞いに行くと、大騒ぎして病院に連れて来るから入院させられたと、ゼーゼーしながら怒っていました。それが元気になり、先週末にホームに戻ってきました。退院は、介護用のタクシーで迎えに行かなければいけないと思っていたところ、ホームの職員が迎えに行ってくれました。今回、すべてホームで対応してくださり大変助かりました。

昨年、Facebookにお袋が特別養護老人ホームに入居したいきさつを書いたところ、いろいろな人からコメントをいただきました。とくにお袋が、申し込みをしてから1ヶ月で入居したことに驚いているコメントがたくさんありました。また、コメントに中には、私が社会福祉法人の経営者であることから、その関係で紹介をしてもらったと思われた方もいました。昔は、知縁関係による福祉サービスの利用もありました。しかし、今は一切ありません。

特別養護老人ホームに入居するには、入居する条件がそろっていれば、比較的早く入居することができます。申し込み時に、希望するホームを5ヶ所選びます。申し込み後しばらくするとその5ヶ所の内、受け入れ可能なホームから順次電話がかかってきます。私のお袋の場合も3ヶ所のホームから連絡をいただきました。私とお袋はその中から私の職場に一番近いところを選びました。

ホームに入居できる条件はいろいろあります。担当のケアマネージャーと相談しながら話を進めます。条件の中で一番難しいのは、入居する本人の同意です。これだけはケアマネージャーが対応できません。その点では、同意してくれたお袋に感謝しています。

高齢者が生活するホームもいろいろな種類のホームがあります。ホテルのような有料老人ホームや、小規模のグループホームもあります。お袋が入居しているホームは一般的な特別養護老人ホームです。形態によってサービス内容も違います。今、どこの特別養護老人ホームも人手不足で困っています。お袋のホームも同じです。しかし今回のようにとてもていねいな対応をしてくれます。私が安心して働けるのもホームのスタッフの皆さんのおかげです。感謝しています。

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