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仕事に自信と責任を持つ

事業所の受注仕事でチラシの組み合わせをしています。季節がら総菜等のデリバリーのチラシが刷新されて届きました。

チラシの組み合せは、順番が決まっています。かつ、気をつけなければチラシがくっついて複数枚、組み合わされてしまいます。私が上手にチラシをさばけずとまどっていると、利用者さんがさっと横から手を出して手伝ってくれました。また、しばらくすると私の前で山になったチラシの検品を始めました。利用者さんたちは私よりも一足早くこの活動に参加しているので、行程も覚えてすでに熟達しています。

一緒に仕事をしながら感じました。この仕事においては利用者さん達の方が私よりも戦力になります。たぶん利用者さんによっては持続性も高いです。じっとしていることが苦手な私には1時間この仕事を続けることは苦痛です。利用者さんにも向き不向きがあります。適性を考えたプログラム選びをします。

また、支援者は監督をして、利用者は作業をするということも間違った考えです。同様に利用者さんはチラシを組むだけで、支援者が検品という図式も間違っています。でもありがちです。

利用者さんは自信を持って、責任感を持ってこのチラシを組む作業に取り組んでいます。それを始めたばかりの私が、支援者だからというだけで利用者さんが取り組んだ仕事を検品するというのは利用者さんのプライドを傷つけることになります。

この仕事も社会の経済活動の一環であり、とても意味のある仕事であるということを伝えていくのが今後の課題だと考えています。


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