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オンライン面談(正常化にむけて)

緊急事態宣言が解除され、日中活動に参加する利用者が少しづつ増えてきました。たぶん、来週6月1日には、全員がそろうことと思います。同様に、日中活動を休んでグループホームでステイホームをしていた人たちも6月1日からそれぞれの日中活動に復帰することになりました。

しかし、まだまだ予断を許さない状況です。第2波に備えた支援も必要です。

その前に…

長い長い、ステイホームでした。日中活動に参加することをすっかり忘れてしまった人がいます。朝、起きれない人がいます。中にはゲームやビデオに夢中になり、昼夜逆転をしてしまった人もいます。来週からの活動に向けて、朝、ご家族が必死に起こしたり、グループホームの支援者が説明をしています。しかし、なかなかスムーズにいきません。

心配なこと

とくに一人で、一般の公共機関を使う人はなおさらです。外には出たい、日中活動の帰りに買物をしたい、そのために支援者からはいろいろな条件を出されます。そうすると、「うるさいなぁ、もういい、行かない」ということになります。

一日中マスクをしている、近づいて大きな声でしゃべらない、帰ってきたらすぐに指先から手首まで手を洗う、支援者としてはどうしてもお願いをしなくてはなりません。

障がいのある人が共同生活をしているグループホームで、感染者が出たら確実にクラスターになります。また、感染すると重篤化する恐れのある人がたくさんいます。グループホームの中には、絶対にウイルスを持ち込まないようにしなければいけません。どうしても入居者へのお願いがうるさくなります。

オンライン面談が効果的

そんな入居者に、話を聴いてもらう有効的な手段がありました。それがオンラインによる面談です。いつも一緒に生活をしている支援者から言われると「わかったよ」と感情的になります。そこで別の支援者が、オンライン上でお願いをしました。入居者にとって、タブレットで会話をするというのは新鮮だったようで、15分しっかり話を聴いてもらえました。

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次の段階は、ここでの約束を守れるように約束を具現化していくことです。

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