振袖を選ぶ
初めて、振袖店というところに行きました。長女が再来年、成人式を迎えるため、振袖の相談です。
去年の11月ぐらいから、営業の電話が頻繁にかかってくるようになりました。あわせて振袖のカタログやお知らせがたくさん届いていました。それを受けて、昨年末から、子どもたちと妻が展示会等に足を運ぶようになりました。周囲がせわしくなっていたので、私は、てっきり今年の1月が成人式だと思っていました。家族からは「娘の年齢知ってる?」と笑われました。
初めての振袖店
今回「そろそろ決めないといけないからお父さんも一緒に行こう」と誘われました。最初は気乗りせず、なにもこんなに暑い日に行かなくても、もっと涼しくなってからにすればいいのに、と反論をしていました。しかし、娘も妻、「もう遅い!」と言います。また「お店の中は、寒くなるぐらい涼しいから大丈夫だよ」の一言で重い腰を上げました。
確かに、お店の中は、すべてのドアと窓が開け放たれているのにキンキンに冷えていました。何枚もの着物の脱ぎ着をするからです。暑がりの私も途中で寒くなってきました。しかし、この私が「寒い」ということもできず、最後まで「いいなぁ涼しくて」と笑っていました。そのせいか、今日は鼻声です。
驚きの連続
また、お店に行って初めて「もう遅い!」を実感しました。長女がカタログを見て目星をつけていた振袖数点は、すでに品切れでした。また、事前の写真撮影も希望日がとれなかったり、当日の着付けも5時しか空いていませんでした。まだ、1年半も先なのに驚きました。
さらに驚いたことは、レンタル料金が高額なことです。我が家は、長女の3つ下に妹がいます。振袖店いわく、二人分レンタルするより、二人の好みが一致する着物を一着購入したほうがお得だと言います。(本当かなぁ…)私は、計算が苦手なのでそこは妻にお任せです。
驚いたことがもう一つあります。着物が複雑であるということです。幾つもの布や小物をくっつけるとは思ってもいませんでした。私は、ベースとなる着物を決めたら帰れると思っていました。そのため、そこから先がやたら長く感じました。布を首元にあてたり、帯の隙間に布を押し込んだり、ぴらぴらを巻いたり、それも出したりしまったりしていました。今回は、長女と次女の二人が試着をしたので全部で3時間半もかかりました。
できあがりを見て、やっと最後まで居て良かったと思いました。
振袖店からの電話
帰宅早々、別の振袖店から営業の電話がありました。そういえば、ここ半年、家の固定電話に電話がかかって来るのは、振袖の営業だけでした。もう少しすると、家の固定電話はならなくなります。
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