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要注意!不審な電話や危険なメール

ネットニュースで、不審な電話番号から電話がかかり、そこからお金をだまし取られる事件がおきているという記事を見ました。記事は以下のような書き出しでした。

実在しない国際電話番号から国内携帯電話への着信が、今月に入り急増したことが29日分かった。

記事によると、8月ごろから存在しない国番号「+83」や「+422」から始まる不審な番号からの着信が確認されるようになっているとのことです。

「+83」で始まる不審な電話

私にも「+83」で始まる電話が頻繁にかかってきます。一度だけ折り返しました。しかし、無言でした。

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。私の携帯番号は法人のホームページにも掲載されています。誰でも知ることができるので、少々のいたずら電話は仕方がないと思っていました。しかし最近は、「+」で始まる電話が多いので不審に思っていたところです。

私の携帯は、緊急対応の必要性から24時間365日つながることになっています。その中には、飛び込みで相談の電話もかかってきます。それは知らない電話番号です。また、利用者個人の電話番号は登録をしないようにしています。電話をかけるときは、法人のサーバーにアクセスをしてそこから情報を引き出します。そのため、個人からの電話は番号が表示されません。そこに「+」で始まる番号が頻繁に表示されるようになりました。

今日、このニュースを見るまで、誰かが連絡を取りたくて困っているのではないかと心配していました。また折り返してもつながらないのは、何かのトラブルではないかとも思っていました。ニュースをみてその疑惑がはれました。

不審なメールが1000通

不審な通信は、電話だけではありません。携帯番号と同じく、私のメールアドレスも公表されています。そのため迷惑メールの嵐です。私は、毎朝、迷惑メールの処理から一日が始まります。なかには差出人の名前を読んだだけで恥ずかしくなるメールもあります。

また、私はあまり長期に休みを取ることはありません。しかし、今回は4連休をいただきました。連休明け、恐る恐るメールを立ち上げると、予想通り大量のメールを受信しました。普通は、支援者同士であいさつをしている間に受診が終わります。しかし、23日はいつまでたっても終わりませんでした。その朝、受診したメールの数は、1378通、その内、たいせつなメールは30通ほどでした。あまりの多さにスクショしました。

メール

ICT化の促進の影で…

メールにも危険なメールがたくさんあります。なかには実在する宅配業者や、ネット販売のロゴをじょうずにまねしたメールがあります。また、最近は「あなたのメールは危険にさらされています」という呼びかけで、大手のセキュリティソフトの名前を使ったメールも届きます。私の法人では、特定の業者と契約を結んでいます。不審なことがあればそこに問合せをするので、この手口ではだまされません。しかし、個人にこのメールが届くと判断に迷います。

近年、福祉サービスもICT化が進んでいます。法人でも利用者や地域の方々にICT化へのお手伝いをしています。新しい技術を一緒に学ぶことはできても、自分の身を守るところまではなかなか追いつかないのが実情です。便利になることと、危険を回避することを一緒に伝えることがこれからの課題になっています。


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