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言葉の暴力

あの時の言葉はどこへ行ったのだろう。どうすれば消えて無くなるのだろう。無くなることなんて無いよ。相手が受け取ってしまったら。言葉の本当の怖さを知らない。文字に残してしまえばそれは可視化され、目からも記憶として残り続ける。あなたの口から放ったあの言葉も耳から入ってその人の心の奥まで入り込む。言葉は使いようだ。言葉一つで人間はすぐに変わっていってしまう。ネットが普及し言葉の重みがなくなった気がする。だから実際に考えて自分の手を動かして手紙を書くという行為はすごく言葉に対して重みがある。自分でも自覚があるのだから少なくとも同じ世代の皆さんも多少は自覚があるだろう。


完全に自論でしかないけれど、いじめられたことのある人しかいじめられる気持ちが分からないはずだ。僕たちが小学生の頃はクラスメイトにいじめられる。そんな可愛いものではなく現代は何にも知らない人が自覚もなく人を傷つけて死へ追い込む、こんな惨たらしいことはない。昔はいじめはやり返せばよかった。やり返すことができた。一人だったし、友達もいたから。多分僕のことを知っている人は昔僕がいじめられているということを知らないだろう。だけど僕は小学生の頃いじめられていた。親父も小学生の時いじめられていたらしいから遺伝なのだろうか。なんて。僕は都合のいい人間だから、いじめという自覚がなかった。やり返したから記憶が飛んでいたのかもしれない。ただ親はあの時、心の相談室に電話したい。って言っていた。と言ってるから相当当事は病んでいたのかも知れない。一応今では当事いじめてきた相手とも普通に話すことはできるし、昔の記憶がフラッシュバックすることもない。僕はこの程度で済んでよかった思っている。

だからなんだろうなんとなくだけれど、今ネット上で人を叩いている人は現実世界で上手くいってない人が多いのかと思ってしまう。ただネットで知らない他人を傷つけていい理由になんかならない。嫌な言葉は目に入るだけで鬱になりそうになるから。なんか匿名って本当に怖い。なんでも線引きができないと人間ダメだね。

と思いまして。何かは言いませんが。ただいいことではありませんが著名人の方も色んな発言をしていて、これからネットリテラシーの考えたというのが改められればいいなと思いました。ただの一般人の意見だし正直こんな発言していいのか迷ったけど、皆さんの意識が少しでも変わりますように。楽しいネットでありますように。心からお悔やみ申し上げます。

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