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リーダーの仕事

前回の投稿から、かなりの時間が空いてしましました。

 先日、今期のスタートということで、チームのメンバーと1ON1の面談を15人ほどと行いました。その中で、将来的には、何かのリーダーをやりたいという方が多くいて、前向きな姿勢で少しうれしく思いました。

一方で、リーダーってどんな仕事をしてるのですか?と聞かれ、明確に答えられなかったので、改めてNOTEで整理ということで、投稿しします。

様々な人が、いろんなところでいろんなことを言っていますが、私的に考えるリーダーの仕事は主に3つだと思っています。

1.ビジョン(方向性)を示す

 どの立ち位置のリーダーでも、もしくは一人プロジェクトにおいても、常にビジョン(方向性)を示し続けることが必要です。”示し続ける”と書いたのは、昨今変化の激しい世の中になってくる中で、一度示したビジョンを「常に正しいだろうか?」と問い続けることが必要だからです。よくこのビジョンで1年行こう!といって環境変化があっても見直さないこと事例を見受けられたりしますが、違った方向で仕事をしていても、その時間が無駄になってしまうだけだと思います。

 一度決めたことを、そう簡単に変えるなよという方もメンバーにはいるかもしれません。反発を生まれてしまうかもしれません。しかし自分が見えている景色を信じ、しっかりとビジョンを示し続けることが必要だと思っています。

2.責任を取る(説明する)

 「責任を取る」ということは何をすることか。それは、メンバーが達成しようとしている仕事が、環境変化、上位の方向性、チームのビジョンに沿って、正しいロジックで行えているかを説明できる事だと思います。失敗したら辞めるではなく、ひとつひとつの仕事に対して、多方面からの分析をしたうえで、「よし、大丈夫だ!」と決め、もし途中で失敗しても、しっかりと説明をし、正しい方向へ導くことが必要だと思っています。

3.メンバーを育成する

  育成というとありきたりですが、育成として「何をするのか」が非常に重要だと思っています。メンバーは若年層からベテランまでいる中で、それぞれの強み、弱みを分析しながら、伸ばす方向を決め、その方向に見合った仕事を与える(OJT)ことは必要最低限。これすらもできていないリーダーも散見されますが、これをやり続けてしまっても、「仕事は与えてもらうものだ」という意識が、特に若手に芽生えてしまう弊害があります。

 よって私が実践しているのは、ビジョンを体現する行動指針の中で「自分で決める」というのを上げ1つ重要視しています。

 自分で決めるためには、正しい思考法(ロジカルシンキング)が重要なので、仕事のテクニカルな部分は、仕事を通じて自分自身で学んでもらう。考え方は、仕事だけしていても絶対に学べないので、こちらからエッセンスを教えながら、後は自分に合った学び方をしてもらう。ということを常に日々のコミュニケーションの中で意識しながら、メンバーの成長を見守っています。




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