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サブスクリプションと働き方

現在流行りのサブスクリプションサービス。

これは、情報通信が大幅に普及したことにより、顧客にとっての体験価値が、常にアップデートされることで、顧客が継続的にお金を払い続けてくれるシステムであり、昔のように数か月の縛りなどを設けるのではなく、常に提供価値をアップデートできていれば、顧客はお金を払い続けてくれるし、顧客の期待をさらに超えるようなサービスや商品を提供できれば、より金額の大きいプレミアムを払ってれるものである。

 翻って、企業に勤めるサラリーマン。これも現代の日本においては、会社から見たら、数十年にも及ぶ「縛り」をもった人的資本を提供するサブスクリプションサービスである。なおかつ1年ごとにプレミアム価格を払い続けなければいけない。

 会社が顧客と考えた場合、我々サラリーマンが考えなければいけないのは「常に顧客(会社)の期待を上回る体験価値を提供できているか?」ということである。しかしながら、会社 に 入っ ても、 顧客 の立場 まま の 人 が 多くいる。 「会社 が ◯◯ し て くれ ない」「 会社 に ◯◯ が 足り ない」 と不満ばかりを口にする人が多い。

 終身雇用が崩壊しようとしている中、会社を顧客ととらえた場合、顧客にとっての体験価値を常にアップデートしていくには、我々サラリーマンのスキルも常にアップデートしていかなくてはいけないのではないだろうか。

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