見出し画像

【無料でできる】VRCでPICO4を使って指トラする方法【画像付き】



はじめに


「PICO4でもVRC指トラができるらしい」
という噂を聞きつけて急いで情報をかき集めました。

手順は少々多いですが意外と簡単です。

※注意点

・この記事は2024年7月25日現在の情報です。

・この方法はPCVR限定です。

・非公式や試験的なバージョンを使用した方法が含まれますので、行う際は自己責任でお願い致します。

・素人ですので誤った情報や不要な手順が含まれる可能性があります。

・トラッキングが飛びやすかったり等、
 精度が微妙なので期待しすぎるとガッカリする可能性が高いです。
 "一応できる" くらいに考えておいたほうがいいと思います。

以上の内容を踏まえたうえで行ってください。

筆者の動作環境

おそらくPCVRでVRCをプレイしている方の平均値くらいだと思います。
ご参考までに

GPU RTX 3060 12GB
CPU AMD Ryzen5 3500 6-Core Processor 3.59GHz
RAM 32GB


↓実際にハンドトラッキングしている動画


1.VRCのベータ版を有効化する

1. steamを起動→ライブラリ
2. VRChat を右クリックし、プロパティを選択
3. ベータ → ベータへの参加の右にある「なし」の欄を選択し、「open-beta -Open Beta」を選択

4.アップデートが完了し、VRChatの名前が「VRChat[open-beta]」になっていればOK



 

2. PICO4のハンドトラッキングを有効化する



Pico4を起動し、ライブラリ→設定→ラボ→ハンドトラッキング
から有効にしてください。

3. SideQuestの導入

1. PCから リンク にアクセスし、左下にある Sign up からアカウントを作成
2. リンク にアクセスし、コードを入力する表示が出たらそのままにしておく

3. PICO4を起動し、PICOブラウザで「Sidequest」と検索して一番上のサイトにアクセス
4. 左上の検索窓から「SideQuest」と検索して、
右側に出てくる一番上の「SideQuest inside…」を選択する
5. ページの下のほうに移動し、「Download APK Directly」と書いてある
githubのリンクへアクセス
6. 少し下にある「Asset」の欄の「app-release.apk」を選択し、ダウンロードする

7. ダウンロードが完了したらブラウザの右上にあるダウンロード管理から
インストーラーを起動してください。

様々な許可を求めるポップアップが表示されるので、全て許可し、インストールしてください

8. インストールが完了したら、ライブラリに追加された「SideQuest」を起動してください
9.  コードが表示されたら、先程PCで開いた SideQuestのページに入力してください
Link Now! を選択→ Go To My Account を選択すれば、
Pico4のSideQuestにログインされているはずです。

4. ALVRの導入

1. PCからリンクにアクセスし、ページの下のほうにある
「Assets」欄にある「alvr_streamer_windows.zip」をダウンロード
2. ダウンロードが完了したらすべて展開し、「ALVR Dashboard」を実行しましょう。
3. Pico4でSideQuestを起動し、左側にある Games&Apps を選択。一覧に「ALVR」があるのでそこから探すか、右上の検索窓から「ALVR」と検索し、開きます


4. Sideload now を選択し、インストール
5. ホームに戻り、ライブラリの一番下にある 「不明」欄にある ALVR を起動
警告が出ると思いますが無視してください。


6. 起動後、この画面になればOKです。


7. PC側のALVRに移ります。
左側の Devices を選択し、Trusted devices の欄にある Add device manually を選択

8. Add new を一回選択し、
Hostname と IP Addresses に、それぞれPico4側ALVRに表示されているものと
全く同じものを入力し、Saveを選択してください。

※この項目は不必要な可能性があります。

9. 左側の項目から「Settings」を開き、「Headset」を選択
上側の Emulation mode を「Valve Index」に
下側の Emulation mode を「Vive」にしてください。

5.VB-Cableの導入


1. リンク にアクセスし、Windowsロゴのある Downloadボタンを選択し、インストール

2.ファイルをすべて展開する

3. フォルダー内の「VBCABLE_Setup_x64」を右クリックし、管理者権限で実行
※管理者権限で実行しないとインストーラー実行時にエラーが発生します。
4. 実行されたら install Driverを選択してください。



エラーのような紛らわしい音が出ることがありますが、Successful! と出ていればOKです。
VB-Cableの導入作業は以上です。

6.VRChat起動


1. ALVRをPICO4とPC側で起動し、PC側ALVRの左下にある「Launch SteamVR」を選択し、起動。
コントローラー表示がIndexになっているはずです。

2. VRChatを起動し、コントローラーを置き、動かないようにする

3. 手の平をPICO4の前方に広げたりすると手が動きます。

終わり!

ALVRは私の環境だと起動時に若干不安定でした。
うまくいかない場合はソフトウェアの再起動などを試してみてください。

PICO4のマイクを使用したい場合の設定

PICO4のマイクを使用する場合は、PC側のALVRの左側にある Setting 項目を選択し、
Audio欄にある 「Headset speaker」をオンにし、

VRChatのランチパッド内にあるオーディオ設定のマイク項目にある「デバイスを変更」から
「CABLE Output」を選択してください。

参考にさせていただいた資料など



【PICO4】SideQuestがついにPICO対応!VR内でアプリのDLが超簡単に!【導入解説】

ALVR Pico4 VR setup tutorial! (For Gorilla Tag and more)

very easy Alvr setup for the pico streaming


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?