Coupe du Japon 菖蒲谷
会場: 兵庫県たつの市菖蒲谷森林公園
日程:2024年4月20,21日
結果:XCC 10位, XCO10位
使用機材
バイク: Cannondale Scalpel Hi-MOD 1 (goodspeed井原自転車店)
タイヤ: XCC F/R Pirelli Scorpion XC RC 2.2 ProWall(1.2bar), XCO Pirelli Scorpion XC M 2.2 ProWall(1.2bar)
チェーンオイル: Muc-off Ludicrous AF
グリップ: Supacaz Grizips
ボトルケージ: Supacaz Swipe Cage
ウェア, グローブ: パールイズミ
シューズ: Giro Sector
ソックス: Giro HRC + Grip Socks
インソール: SIDAS Podiatech Custom made footbed(作成:アドバンスドフット)
アイウエア: Supacaz プロト
ヘルメット: KABUTO FLEX AIR
マッサージオイル: イナーメスポーツアロマ XCC オールウェザー, XCO forCX
サポーター,コンプレッションウェア: Zamst
マットレス: 39 Design
コンディショニング:新屋カイロプラクティック
新体制で2年ぶりの参加となった菖蒲谷でのCoupe du Japon開幕戦。今までは、こういったシーズン序盤のレースにはロードでのレーススケジュールの都合上なかなか参戦できていませんでした。なので、常にランキングが落ちてしまっていて、初日の上位の選手しか参加できないXCCを走れなかったりしましたが、今回はこの開幕戦からしっかり参加しているので、ようやくスタートラインに立てた気分です。
皆さまのご協力もあり、出来立てホヤホヤの新デザインのジャージがレース2日前に届き、ヘルメットもレース前日の夜に自宅に届いて、なんとか新しいイメージをお披露目することができました。
コースを試走してみると、フカフカの地面でタイヤが流される場所もあったが基本的にはグリップは良好で、バームや小さいジャンプセクションやドロップオフが散りばめられていて非常に楽しいコースレイアウトになっていました。
XCOの方はゆっくり走ると1周が15分以上かかってかなり長かったものの、しっかり4周ほど試走して本番に備えました。今年はバイクセッティングも昨年と少し変更していたのですが、実際にコースを走ってフィーリングを確かめてからタイヤの空気圧も少し変えて、今回はScopion XC RCで空気圧は1.2barにセットしました。
XCCのスタートは4列目。ペダルキャッチは上手くいって良いスタートが切れたものの、スタート後500mほどの地点の斜度がキツくなったところで体が止まって失速してしまいトップからは一気に離されてしまいました。
後半にかけて少し身体が動いてきたので前から落ちてくる選手を追うものの、なかなか詰め切れず10位でゴールしました。久しぶりに追い込んだのでレース後は吐きそうなほどでしたが、正直もう少し走れると思っていたのでこの日のパフォーマンスには少しがっかりなレースとなりました。
2日目のXCOの日は、天候は雨。少し寒くなるかもしれなかったのと前日の身体の反応の様子を見て、ウォーミングアップにはイナーメのforCXを使用しました。そして、バイクも前日のセッティングから少し変更してフロントサスのエア圧を少し落として、タイヤはScorpion XC Mに変更。タイヤの種類は、レース途中で雨が止むとの予報からノブがあまり高くないものを選びましたが、この選択は結果的に大失敗でした。このタイヤは、オールマイティでクセがなく、基本的にはどんな路面でも対応できるのでとても気に入っているタイヤなのですが、今日のコンディションは少々厳しかったようです。
昨日の順位の結果からランキングは変わらなかったので今日も4列目スタート。スタートはこの日もうまくいき、今日はしっかり体も動いてその後もペースを落とすことなく7番手ほどで最初の上りを終えることができました。
しかし、大変だったのはコース中盤以降の下り。とにかくタイヤがグリップしません。ブレーキすると減速にグリップ力が持っていかれてしまうので、あまりブレーキができませんが、ブレーキしないまま突っ込むと当たり前ですが止まれません。必然的にセクションへの進入スピード自体をかなり落とすしかなく、下り区間で相当なタイムロスをしてしまいました。
途中、一度雨が上がって路面状況が回復した周が1周だけあり、そこではまともに走れましたが、すぐにまた雨が降り出したのでその瞬間以外は本当に厳しいレースでした。途中、転んだ拍子にハンドルを曲げてしまったり小さなトラブルもあり、ずるずると少しずつ順位を落としながら、なんとか10位でレースを終えました。
もう少しバイクコントロールのテクニックがあったらなんとかなったかもしれませんが、残念ながらこの日は厳しい戦いになってしまいました。
ですが、XCOがあった2日目はかなり身体が動いて、同じような順位を走っている選手よりも明らかにパワーは出ていたのは良かったと思います。そして、このタイヤ自体のいいところ悪いところを再確認できたので使いどころもわかってきました。
皆さまのサポートのおかげで今年も無事にスタートラインに立つことができ、感謝しかありません。そしてレース当日も応援ありがとうございました。次は2週間後のCoupe du Japonの第2戦朽木に参戦します。こちらはパワーコースなので、しっかりと成績が出せるように準備していきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?