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具体と抽象


(1572文字)

この記事は
目標設定や達成に対して

・上手くいく人と上手くいかない人
・長期的に継続出来る人、出来ない人
その違いを書いています



多くの人は目標や反省を
抽象的にしか捉えていない


抽象的の例でいうと
売上が悪かった、 売上が良かった とか
楽しかった、楽しくなかったとか
調子がいい、調子が悪いとか

二極の感覚で判断している


抽象的な感覚も人間らしさとしては大切だが
抽象的な感覚に左右されてしまうと
長期的に自分のメンタルを整える事は出来ない


仕事はどれだけ具体に落とし込めるか
具体として理解してるかが大切



売上が悪かった と悩むなら

・目標数値はいくらで、いくら足りなかったのか
・送り指名は何件目標で、何件足りなかったのか
↑これでもまだ抽象度が高い

送り指名が何件足りなかった

では初回に月何件ついたのか
・送り数÷初回についた数=送りの%を算出する
・そこから翌月の%の目標を決める

この状態にするには
そもそも目標を立てていないと始まらない

そして、そもそも送り指名に依存していていいのか?
他に方法はないか?を考える事も重要

・送り指名を何件取る
という目標自体も実は抽象的目標に分類される

何故なら、イケメンが5人入ってきたら
それだけで結果が変わってしまうからだ

抽象的目標の特徴は
・外的要因によって簡単に変化してしまう
・振り返り、反省が明確に出来ない
・明確な段取りや目標を事前に設定していない
などがある



違う例で話そう

例えば
"最高の旅行にしよう"
と意気込むのは抽象的で
雨が降ったり道に迷ったりするだけで
いとも簡単に最高の旅行じゃなくなってしまう人も多い

最高の旅行にしたいなら
"最高の旅行とは何か?"を考える事と
"最高じゃない旅行とは何か?"を考えると良い



具体に落とし込むなら

・時間配分と起こりうる事を事前に考える

①例えば交通の遅延が起きても大丈夫なように時間配分を考えておく

②行きたいお店があるなら定休日を調べておく
②'行きたいお店を事前にマップに登録し、どの順番でどの交通手段で行く方がスムーズかを考える

③予定のプランが不可になった場合の代替案を数個考えておく

これは俺が昨年、慰安旅行で宮古島に行った際に
STAFFを連れて遊びに行く日の為に
事前に準備した内容の1つ

ありがたい事に
STAFFに『あの日が1番楽しかったです』
と言ってもらえた

こうして具体に落とし込む事で
少しくらいのトラブルや想定外の事が起こっても
"最悪"にはならないし
むしろ事前に具体的に準備する事で
対応力が備わり、良い1日にする事が出来る

そして1番のメリットは
具体に落とし込んで準備しているおかげで
余裕が出来て抽象的な"ノリ"で何か違う事をする遊びの幅が生まれる事だ


楽しさとは、具体からはみ出た"その場のノリ"によって生まれる事が多い

宮古島では
・行きたいご飯屋さんを複数事前に調べる事
・車の手配 車種の選択
・どこの道、橋を通る
・移動距離と時間の算出
を事前にしておいた

そのおかげで余裕が生まれ
たまたま通りかかった橋の下にある海岸で遊ぶという"ノリ"をする事が出来た
俺はこの時が1番楽しかったし思い出になっている


何も準備せずに"ノリ"だけで行動するのは
ただの運任せに過ぎない

具体によって最低ラインの基準値を高め
そこからノリで楽しめる余裕を持てば

"最高の旅行"になる可能性を高める事が出来る

真面目にロボットのように
プラン通り、予定通りに過ごす事が最高ではないし、大切ではない

具体的に予定を組んでるからこそ
そこからはみ出す事が出来るようになる
プランからはみ出た分が"楽しさ"になる

基本遊びに関して具体的に目標設定する必要は無いと思うし、堅苦しくならない為に抽象的なままで過ごすのも良い
あくまで"遊びで例えたら"という話です



外的要因に依存せず自分で左右出来る事を増やす

出来る人はもう来月、年内の目標を決めている
抽象的ではなく具体的に


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