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頭と心の整え方

この記事は

・悩み事を解決したい
・考えすぎないようにしたい
・理由がわからないがしんどい
・頭の中をスッキリさせたい
・相談に乗るコツを知りたい

方に向けて書いた記事になります



(4,023文字)

・年度別テーマ


2020年【知】
俺は仕事を辞め、一人路頭に迷っていた
今思えばあの一年は様々な事を知る年だった
そして、2020.11.23 UNIVERSE入店


2021年【挑】
UNIVERSEに入店し、挑戦の一年だった
新たな場所、新たな人、新たな取り組み
全てにおいて過去の自分を捨てつつ、残しつつ
挑戦の連続だった


2022年【実】
昨年の挑戦の連続により
新たな仲間が増え、お客様も出来
人事面、売上、全てにおいて実りの一年だった


2023年【整】
今年のテーマは『整』
実りの一年で過去最高体重を更新←
様々な事に挑戦し、多くの実りをもたらす反面
整える事が中々出来なかった
今年は全てにおいて整える一年にしようと思う



さぁそんな事はさておき本題へ
誰しも悩み事が尽きず
頭が痛くなり重くなり
答えが見えずに途方に暮れる事があるだろう

人によっては酒を飲む事で解決したり
旅行に行ってスッキリしたり
様々な解決の方法があると思う

俺は上記では解決できない事が多く
むしろ独り考え続け
『自分なりの答え』を見つけるまでは
何も手につかなくなる性格だ
酷い時はその状態が数ヶ月続いてしまう事もある

俺の長所は分解、言語化だと思っている
スタッフの悩みを聞く時も
それぞれの悩みに対して分解し
共通点やテーマを見つけ
相手の頭に入る言葉選びをしていく

おかげで話してくれた後、本人が自分の悩みを簡略化する事が出来たと言ってもらえる事も増えた


・悩みとはどのような状態か?


悩みとは、複数の問題を一気に抱え
その問題を脳内でジャグリングしている状態だ

悩みのジャグリング

ジャグリングの玉(悩み) が2〜3個なら
脳内で考え、処理出来るが
10〜20と増えると脳内で処理が追いつかず
この玉を考えてるうちに次の玉が来て…と
その繰り返しでパンクしてしまう
考えてるうちに手が(頭が)まわらなくなり
何をしていたのか
何をしていいのかわからなくなる

それが悩みのジャグリング状態だ

1番厄介なのは
本人は複数の悩みを抱えてると気付いてない事
一つの悩みに苦しんでると錯覚している事だ



〜カーネギーの悩み〜

アメリカの実業家で史上2番目の大富豪だった
鉄鋼王のカーネギーは
『俺の悩みは数限りない』
と物凄く多くの悩みを抱えていた

本当は今日、奥さんと夕食に出かける約束をしていて、久しぶりのご飯の約束だから家に帰りたいけれど
会社の事、プライベートの事、親戚の事
トラブルの事、刑務所の保釈金を出してくれだとか、世界は何故戦争をやめないのか…等
本当に沢山の悩みがあった

『もうダメだ』と思い
会社で便箋に『書き出してやれ』と鉛筆で悩みを書き出した
書く前は500個くらいあるんじゃないかと思っていたが70個あたりでピタッと止まった

70個以上ないわ。と気付き、そして
『今日の夜、絶対に決めなければいけない問題は70個の中に一つもなかった』

彼に必要なのは
問題が70個あるという総数を把握して
それがそれぞれ何なのかを知る事だったのだ

そして紙を引き出しに入れて
奥さんと楽しく食事に出かけた

その後70個の問題を一つ一つ潰していった。

これがカーネギーの成功術だと言われている

〜〜


・人の脳は思ってる以上に容量が小さい

解決策は脳で考えない事

何かモヤモヤしたり
何かいいアイデアが思いつきそうだったり
しんどいなぁ…と感じたり
理由は無いけど落ちてる時は

とにかく紙に書き出す事を勧める

前述した通り
脳は一気に複数の悩みをジャグリング出来ない
これをまず知る事が大切だ


・準備するもの

・A4サイズのプリント用紙 100枚
・書き心地の良いペン

A4サイズの用紙は百均に売ってる
出来れば会社にあるような、用紙ストッカーも
百均にあるから購入するのをお勧めする

ペンに関しては
自分が心地よいと感じるモノを選ぶ
俺はSARASA dry 0.5 を使っているが
カルティエのボールペンがテンション上がるならそれでも良い

常に思いついた時すぐに取り出せる環境を作る


・ルール①"人に見せない"

紙に書き出した悩みは絶対に人に見せない事
そして人に見られる可能性がある場所で書かない事

なぜなら人は
誰かに見られる可能性がある時
見られる用の言葉を書いてしまうからだ

余談だが
本の購入者のほとんどが
本を最後まで読んでいないとの調査結果がある

賢そうな本を本棚に並べる事で
見せる用の本棚を作ってしまうのだ


・ルール②"すぐに取り出せる環境を作る"

人は本当に面倒くさがりで
何か思いついても一つでも障害があると
すぐに投げ出してしまう

ほんの些細な一手間でも。

俺はソファの下に紙とペンを置いている
わざわざストッカーに入れてるのも
・袋から紙を取り出す行為
・収納している場所に紙を取りに行く行為
すらも面倒になるとわかっているからだ


ちなみにこの環境を逆に利用すれば
辞めたい事を辞める環境も作れる

実は昔、ゲームが大好きだった
一度手をつけると一日中やり込んでしまう性格だ

数年前に、仕事に専念する為全てのゲームを捨てたが、今もスタッフとの交流の為にWiiのスマブラだけは残している

しかし、テレビに配線を繋ぎっぱなしにしない

毎回、配線を抜いて見えない場所に片付けている

そうすると
ゲームをしたくなっても、そこにたどり着く為の手間が多すぎてゲームをする習慣が無くなる。

身につけたい習慣は辿り着くまでの手間を排除し
辞めたい習慣は辿り着くまでの手間を増やせばいい


・ルール③"思いついた事を手当たり次第書く"

紙に書き出す上で
1番多くの人が間違えるのがこれだ

言葉を綺麗に書いたり
悩みがある時に、まず初めに
『私の人生とは』
等の壮大な見出しを作ってしまう

こうすると頭は固くなり
せっかくの効果が薄れてしまう

"壮大な事を書いている自分"
に酔ってしまい、本来の目的と違う部分で
解決したように感じてしまう事もある

過去の俺である←😫

まず思いついた事を書いていく

何に悩んでるかわからない時は
『何に悩んでるかわからん』と書けばいい
そしてそこに↓をつけて次々に書き足していく

何に悩んでるかわからん

しんどいだるいめんどー

なんでやろ

てか腹減ったな

あ、さっき食ったか

痩せなあかんなー

何キロやろ

どうやったら痩せれるやろ

とりあえず出前やめた方がいいな

あー仕事せな

このままでええんかな

とりあえず痩せたら変わるかな

………

みたいにこんな感じで適当に書く方がいい

何も無いと思っていても
書いてるうちに"ダイエットしたい"
という目的、目標、悩みの根源
が出てくる
今回は例としてかなり序盤でやめたが
これを繰り返していけば
ダイエットをしたい理由や
自分が何を悩んでいて
何を成し遂げたいのかが更に見えてくる
更に繋げていけば
どう実行していくかまで辿り着けると思う


気付けば用紙5〜6枚書いてしまう事なんて日常茶飯事になる

この、"見える"という事が大切だ


・なぜ紙に書く事が効果的なのか


大抵、しんどいと感じる時や無気力な時は
悩みが沢山あり、脳内でジャグリングがはじまっている事が多い

その場合、上記のように
一度頭の中からテーブルに悩みを置いていく事が必要になる

これが紙に書き出すという事だ

ちなみに
悩みが少ない場合は脳内で解決出来ると書いたが

自分は少ないと感じていても
実際に書き出すと沢山の原因が現れる事もあるので、些細な事でも書き出す習慣をつける事をお勧めする

パソコンの容量がいっぱいになった時
動作が遅くなったり性能が落ちるように
人間の脳も容量がいっぱいになると
パフォーマンスが落ちる

その内ショートしてしまうかもしれない

だから日々、容量を空に近い状態にする事が大切になってくる


・応用編

【会議】

会議の進行をしていくと
・テキトーな話をしている人
・今の議題とズレた話をする人
・関係ない話をする人 してる人
・個人的な利益の為に話してくる人
が現れる事がある

俺は会議の進行をする上で
"参加者全員が前向きに取り組んでくれる環境"
を整える事が進行役として重要だと考えた

昔は上記の・のような人達に苛立ちを覚えていたが今はそうではない。

何故なら俺は会議中、誰のどんな話も全て紙に書き出す事にしたからだ

そうすると
議題から逸れた話をしてる人の発言も紙に書く事になる。
それは相手からすれば『俺の話も聞いてくれてるんだ』と感じる事になり
会議自体に参加する意欲が湧き
自然と全員が会議に前向きになってくる

途中で脱線した話は紙の端の方に書いておく
そして本題に戻る

話がまとまってきた時に
脱線した話を再度話に出してあげる

そうする事で
"脱線してる話"だと思ってた事が
意外と必要な話だったりする事もあるし
こちらが無関係と感じてるその話は
本人からすれば大切な話だったりもする

しかし紙を使わなければ
"本題の話"と"脱線した話"と"無関係な話"
で脳内ジャグリングが発生してストレスを感じ
その雰囲気が会議の進行を妨げ
最終的に会議は長引き、意味のないものになってしまうだろう。

UNIVERSEでは有意義な会議が行われている


【目標設定】

目標を決める時に大抵の人は
・数字(売上)
・称号(No. 1 昇格など)
の2つを考えると思う

しかしその数字や称号にたどり着く為に
何をするべきなのか?
まで考える人は少ない

その目標を分解して明確化する為にも
紙に書き出す事は効果的だ

No. 1になる

それって売上いくらくらい?

〇〇〇〇万あればいけるかな

それどうやっていくん?

顧客数〇〇人に増やす

それどーやって?

初回で送りとる

そんなん確定できひんやろ?

確定できることは何かないか?

絶対連絡先聞く

みたいな感じで
分解して"日々達成できたか達成出来なかったか明確化する目標を作る"

これが意味のある目標だと思う




2023年
関わってくれてる全ての人を大切にし
少しでも力になれるよう
日々精進してまいります

今年もよろしく🍀

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