北海道の郷土料理「石狩鍋」
こんにちは。飯坂涼平です。
皆さんは「石狩鍋」をご存じでしょうか。「石狩鍋」はその名の通り、サケで有名な石狩川の河口にある石狩町から生まれた漁師料理とされています。
北海道の石狩地方では、江戸時代からサケ漁が盛んに行われ、大漁を祝う際にとれたてのサケのぶつ切りやあらをそのまま味噌汁が入った鍋に入れ、ご褒美として食べました。
北海道の水産業の象徴として地びき網漁が注目され多くの観光客が漁を見るために集まりました。網を入れてから引き揚げるまでの時間に観光客に向けて「石狩鍋」を振る舞い全国的に知られるようになりました。
北海道の寒い冬に体を温める冬の定番鍋料理として味噌が使用され大鍋でぐつぐつと煮込んでいるのが特徴です。もともとは漁師の料理でしたが、現在は家庭料理の定番となっています。
毎年9月15日を石狩鍋記念日と制定し、PR活動が行われています。9月15日は石狩地方でサケが漁獲される時期で、9と15(食いに行こう、食いごろ)と語呂合わせで読まれています。
皆さんも北海道で「石狩鍋」を召し上がってみてください。
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