見出し画像

兵庫県井戸知事の発言について

緑を見ると癒されるので緑溢れるお寺に行きましたが着いてすぐビールを買ってしまい何しに行ったのか自分でも全く理解できません。

#自分をなぐりたい

今から読んでもらって誤解をして欲しくないですが今現在では僕はウイルスとは一生つきまとう問題ではあると思いますが今の世の中の過剰な反応に「騒ぎすぎ」と思っています。言うなればホリエモンとほぼ同じ考えです。
あくまで今現在です。毎日毎日状況が変わるので今後はまた考えが変わるかもしれません。

そこを踏まえて

昨日兵庫県の井戸知事がこんな発言をしていました。聞いたとたん僕はぶちギレました。

知事「感染対策をしていない感染者出した店、食中毒のように営業停止を」…法整備を要望

もちろん知事ですから兵庫県庁の中にも優秀な人がたくさんいるでしょうし、変なことを言うと叩かれるとは分かっているでしょうからいろいろ考えての発言だとは思います。

しかしながら僕の考えは全く違っていて「お門違いも甚だしすぎる」とぶちギレています。

目的は感染者を減らすことであって飲食店を殺すことじゃないだろ!

食中毒は完全にお店側の衛生コントロールなので食中毒を出した場合は営業停止などの罰則はあっていいと思います。例えば肉屋が腐った肉を持ってきてもそれを出すかどうかはお店が決めます。お店側で判断できるんですね。

しかし知事は「感染対策をせずに感染者を出した店も営業停止にした方がいい」と言ってます。(まだ決まっていません)
そもそもウイルスはどこから入ってくるか分かりません。お客さんを通じてなのか、従業員を通じてなのか、はたまた業者からなのか、お店側の意図しないところからウイルスは入ってきます。

それを感染対策してないから営業停止はあまりにも暴力的です。(決して感染対策しなくていいと言ってるわけではありません)
兵庫県が出している飲食店のガイドラインをのせておきます。

(兵庫県HPより)

「誰も感染者を出したいわけじゃない」

そもそもお店を行くことを選ぶのはお客さんです。お店は来て欲しくないお客さんを拒否することもできます。でも実際はなかなか難しいんです。しかもどこの誰がウイルスを持っているか分からない状況です。

僕の考えは感染者を出したら罰則ではなく感染させないお店にするための事前許可です。

飲食店を出すためには営業許可証、食品衛生責任者、防火管理者が必要です。これがないと飲食店は営業できません。

これと同じようにやるなら感染対策自体を営業許可にした方がいい。

悪いのはウイルスであって人ではないんです。

人に罰則を与えてもウイルスがいなくなるわけではありません。

ただ今回の井戸知事の発言も一部気持ちは分からないでもないんです。

今は罰則にした方が手っ取り早いんです。

「あなたのとこは感染対策してないから営業停止ね」で済みますから。

でもそれはウイルスを減らすことにはならないんです。感染対策をしない店を減らすだけです。←ここが目的なら悪策ではないと思いますが間違いなく飲食店が減ってさらに飲食産業が衰退していきます。

もっと言うと罰則じゃ感染対策しない店はなくならない。だって脱税だって横領だってなくならないでしょ?バレなきゃ大丈夫って思うのが人間なんです。

感染対策を営業許可にする場合、法改正や保健所の手続き、人員動員、ガイドライン施行されるまで速くても1年以上はかかるし、日本全体の飲食店に許可証がでるには5年はかかるでしょう。平成21年に日本の飲食店は約67万店舗あります。この中にはクラブやキャバレーなどのお店も含まれてます。

フードビジネス総合研究所調べ

さらにウイルスは飲食店だけに限らないので日本全体の事業所に感染対策許可証をだすなら途方もない時間と費用が必要となります。

(総務省統計局調べ 令和2年1月度) 

ただウイルスとは一生つきまとう問題だしウイルスを減らすことが最大の目的なのでまずやるのは感染対策の営業許可だと思います。(←動いてる最中かもしれませんが調べた限り見当たりませんでした。)

人類が撲滅することができたウイルスは天然痘だけ
↑とても興味深い話です

今回は冒頭でも書かせて頂いてますが今の僕の考えは「騒ぎすぎ」です。何度も言いますが感染対策をしなくていいとかの話ではありません。

井戸知事も必死なのは伝わりますがどうか飲食店を殺すようなことだけはしないで頂きたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?