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2021年の振り返りと、2022年に向けて


■自分の”課題”と向き合い続けた日々

2021年。
社会人2年目となった今年は、「平日死ぬほど働いて、週末は人と会いまくる」、そんな「Work Hard, Play Hard」を体現したような一年だった。
特に、仕事面においては、毎日が本当に戦いだった。業務内容そのものが難しい、きついという部分も多少あったが、それ以上に、業務を通じて見えてくる自分自身、特に自分自身の”課題”と向き合い続けた一年だった。

現在、主に面倒を見ていただいている上司は二人いて、二人とも抜群に仕事ができるかつ、人としても、イチ男としても尊敬できる人達なのだが、僕自身、希望で異動し厳しいフィードバックをリクエストしていることもあって、時折辛辣なフィードバックを受けたりもする。

「過去見てきた新卒と比較して、段違いでレベルが低い」
「課題特定、および課題解決能力が絶望的に低い」
「このままだとXXX(今の部署)では使い物にならない」
「強烈な危機感を持ったほうが良い」
…などなど。

※このご時世、色々難しい部分もあるので誤解のないよう断っておくが、上司との関係は良好。(だと、少なくとも僕は思っている。笑)
結婚式に呼んでもらったり、頻繁にご飯に連れて行ってもらったりもするし、文面にするときっっっついけど、熱意と愛情を感じるフィードバックを毎度いただく。(と、僕は思っている。笑 そして、そこに食らいつけるのが自分の唯一の強みだとも思ってもいる。苦笑)

そして、そのようなフィードバックの内容は、業務を通じて自分で嫌でも感じる部分なので、本当に毎日、自分の思考力の弱さ、頭の回転の遅さ、ツメの甘さ、不器用さ、自分を律する力の弱さ…みたいな部分を痛感してきた。
そして、勿論これだけでもきついのだが、それ以上にきついのが、それら”課題”を深ぼっていくと、自分に長年染み付いた行動様式、考え方、性格…といった、内面深くにある事柄にぶち当たること。

就活の際に「成功した事柄→成功につながった自身の行動→その背景にある考え方…」みたいな自己分析をすることはよくあるが、その逆ver.で、上手くいかなかった事柄に関しての理由、すなわち昔から自分が苦手とすること、中途半端な結果で終わってしまったこと、穏便に上手くすり抜けてきたことなど…を直視しているような状態。だから、一朝一夕で改善されるようなことじゃないし、改善しようとしてもすごく負荷がかかる。

少し余談だが、今年の流行語にもなった「親ガチャ」や、ツイッターで炎上した「学歴フィルター」みたいなことに関しても、考える機会が増えた一年だった。大前提として”過去は過去”でどうしようもできないため、”今より先”をどう過ごすかが重要であることは明白だが、人間弱いもので、至らない点があったりすると、つい環境のせいなどにしたくなる。両親や、自分が通ってきた大学、高校に特段不満があるわけではないし、今の自分があるのは紛れもなくそれらのおかげなので、むしろ感謝してもしきれないのだが、自分と異なるキラッキラのバックグラウンドを携えた方ばかりな今の環境にいると、「生まれ落ちた場所が違うじゃん…」とか「頭の回転がここまで違うのは、トップ校でてるから(≒そこに入れるだけの脳みそがあるから)じゃん…」などと思ってしまうと同時に、過去の自分に対しても「もっと真剣に勉強しておけばよかったな」とか「日々もっと頭を使って(サッカーの)トレーニングに取り組んでいれば、選手としても、社会人としても得られたものが違うんだろうな」などと思ってしまった。さらに、既に自分の何歩も先にいる人達が、なお必死に努力しているような環境なため「俺はここから巻き返せるのか…」などと弱気になることも多々あった。(し、今もある。)
少々話が脱線したかつ、この辺りはタラレバ&無い物ねだり&考え方次第では強みや原動力にもなる話のため、この辺に留めるが…

このような感じで、毎日毎日”自分の課題とそれをどう解決するか”に頭を悩ませて、試行錯誤し続けていたため、非常にタフな期間となった。

■”勝負の3年間”、折返し地点を超えた今思うこと

よく、「石の上にも3年」、「とりあえず3年」のような考え方があるが、実際に社会人となって、学生時代とは全く異なる能力や考え方を習得しようと奮闘するなかで、それらの考え方はあながち的外れではないのでは、と感じる。早い段階で”合わない”、”違う”と見切りを付けられるものであればいいが(前の部署は実際にそうだった…)、0から新しいことを自分のものにしようと思うと、それくらいかかるのだろうなと思う。

そのような考えのもと、自分のことに話を置き換えると、冒頭記した通り、社会人生活も2年目終盤に差し掛かり、いよいよ3年目に入ろうとしている。
社会人としての基礎(スポーツで言うなれば基礎体力や筋力のようなもので、どのスポーツをやるにおいても必ず必要となるもの)にあたるマインドセットや、仕事の進め方、思考方法などを習得するこの期間において、インプットとしては日々質の高いものを得られている。あとは、それをいかに自身の血肉としていくか。

これも、このご時世、議論を呼びかねないが、上司二人をはじめ、部内で活躍していたり尊敬する人達は皆、「若手のうちは死ぬほど働いた」と口を揃えて言っている。かつ、自分の経験を振り返っても、成果が出たときは、「誰よりもやり込んだ」と自信を持って言えるとき。だから、3年目にかける思いは強い。(強すぎて、家を会社から徒歩10分強の場所に移した!!)

そして、もう一つ重要になってくることは、”正しい”方向性の努力を重ねること。
何でもかんでも上司のコメント引用で恐縮だが(ただ、それくらい多くのインプットを二人からは受けている)、「成長には、量と質が両方重要」「宮本くんは、量はぼちぼちやれるけど、質が圧倒的に悪い」というコメントを貰ったことがある。すなわち、課題特定のセンスが悪いため、そもそも今”注力して取り組むべきこと”を誤ってしまう。これは、今までなんとなく「自分は不器用だし、何をしても人より時間がかかるから、まずは量を重ねなければならない」と思い込んでいた部分だったから、ハッとさせられた。まずは、努力すべき事柄に関して、熟考する。そして、”今”最も必要で重要だと思われる事柄に着手する。さらに、そこから得られたインプットを経て、少しずつ改善活動を重ねていく...みたいなプロセスが必要になる。
ちなみに、これもよく言われる話だが、いくらプロセスを頑張ったところで、意味はなく、あくまでも重要なのは結果。現状、自分はプロセスに重きを置きがちだが、そこを大事にする意識は持ちつつも、結果にこだわる必要がある。

文章にするとこれらは至ってシンプルだが、量に関しては人より踏ん張れる自信がある分、今後は質の部分も追求したうえで、結果に貪欲にコミットしていく。

■最後に

今年あった出来事から、できたこと、できなかったこと、学んだこと、感じたこと…等、様々な振り返りを経て、最終形態としてこの文章を綴っているが、正直自分でもかなり仕事に振り切っているなと感じるし、それに関して若干心配になる部分もある。(最近、なんか同世代がバンバン結婚していくし…笑)
もとよりその傾向があったところに、今の環境によってより拍車をかけられている部分がある感は否めないが…
ただ、やっぱり自分自身で課題だと明確に認識することがあって、それを改善するための環境もあって、あとはやるかやらないかの世界なので、今このタイミングでそこに向き合い続けることが重要なことは間違いない。

社会人2年目にもなると、「資産形成だ、投資信託だ」といった話をすることも増えたが、それと同時に、自分のスキルや経験に時間と労力を投じることは、自分の望む人生を送るという意味において、何よりもレバレッジの効く投資だと思っている。かつ、表面上は”仕事”かもしれないけど、そこで成長を重ね成果を出すことは、大げさな話じゃなくて”自分を変えること”抜きではできないことだと思っているので、とりあえずあと一年、死ぬ気で”自分を変えること”に向き合おうと思う。

2021年よく頑張った!!
2022年はもっと強くなるよー!!

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