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公立高の純ジャパが塾なしで世界最難関大へ進学する話: 序章

(本投稿は、2019年投稿のブログ記事をNoteに再掲載したものです。元記事はこちらへ。)

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“高校時代は、常識を疑いながら走り続けた3年間だ。”

“それは中学卒業後の春、ボストンを訪れた。そこでの光景は僕の目に強く焼き付いた。街全体が活気づき、人々は目を輝かせ情熱に満ち溢れている。そんな学校、ハーバード大学に僕は惹き込まれた。京都府立の中高一貫校に入学するも、学年下位へと定着してしまっていた自分。海外在住経験もない日本人。夢のまた夢であることは火を見るより明らかだった。そんな状況でも僕は突き動かされた。”

“このストーリーは、無謀とも思われる憧れを抱いた一人の日本人の健闘話である。先例がなければ創ればいい。今、前代未聞の物語が幕を開ける。”


こんにちは。梅澤 凌我(うめざわ りょうが)と申します。

生まれてから18年間、ずっと京都で過ごしてきた。親も全く英語を喋れない一般家庭の純日本人ですが、ご縁があり2019年の秋からサンフランシスコに拠点をおくミネルバ大学(Minerva Schools at KGI)に進学することになりました。

“米国一の名門、ハーバード大学よりも難関で、合格率はわずか1.9%。しかし授業料は5分の1。キャンパスはなく、授業は全てオンライン。ただ学生たちは寮で共同生活し、4年間、世界7都市を渡り歩いて学ぶ。”

週刊東洋経済 2016年12月24日号 79P
というように、『世界最難関』、や『高等教育の最先端』として近年日本でも注目を集めているミネルバですが、なぜこのような大学に、海外居住経験のない、いわゆる『純ジャパ』公立日本人高校生が塾なしで合格し、進学するまでに至ったのか。そこには様々な出会いや経験がありました。

このブログでは、8月ごろまでにかけて自身の生い立ちからミネルバ大学進学決定までの経緯や、その中で感じたことをパートに分けて記していきたいと思います。

part1となる次回は、自身の生い立ちから、自分にとって最大の分岐点となった中学卒業後の春のハーバード大学との出会いまでを取り上げます。

それでは次回、 


『純ジャパ公立高校生が塾なしでハーバード目指した話:前編』


でお会いしましょう。

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