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コロナ禍のヘッジファンド事情

ふじです(@gkrR2OJjsvN7M9P)~

オリンピックで投資どころではないかもしれませんが、ヘッジファンド業界はひそかに盛り上がっています!

コロナ禍に誕生したダン・グロッパー氏のCarronade Capital(カロネード・キャピタル)は購入債券が4倍に値上がりするなどの功績で、設立から12ヶ月で23%の利益獲得を行ったとのこと。

参照:Carronade Capital

ダン・グロッパー氏とは?

Carronade Capitalの代表を努めるダン・グロッパー氏は、米国大手資産運用会社エリオット・マネジメントに雇用されていた弁護士マーク・ブロドスキーによって運営されているAurelius CapitalManagementのファンドマネージャーでした。

ファンドマネージャーにとって、大手ファンドにて輝かしい成果と人脈を得た上で独立し自身のファンドを持つことは珍しいことではありません。

Carronade Capitalの運用戦略

Carronade Capitalは、マルチストラテジーのプライベートファンドを運用しています。マルチストラテジーとは、複数の運用戦略をマルチに活用し安定した投資リターンを狙いに行くもの。

Carronade Capitalでは、外的・内的数値から市場で過小評価されている債務商品への投資をメインとしています。

コロナ禍のヘッジファンド事情

Carronade Capitalだけでなく、2021年に入ってからヘッジファンド業界は盛り上がりを見せています。

2021年1~3月にヘッジファンドは30本の純増となり、近年のヘッジファンドの好調なパフォーマンスと資金流入によりヘッジファンド業界過去最大の運用額約440兆円に近づいたとされています。

参照:ブルームバーグ ヘッジファンド業界の回復鮮明、1-3月の純増数は17年以降で最多

またアメリカの投資協会の調査によると、ヘッジファンド投資家の1/3以上が現状ヘッジファンドの運用に満足しておりこれからヘッジファンドへの投資配分を増やすことを考えているとのこと。

国内ファンドもある

ヘッジファンドに関してはファンドごとに独自の運用を行っており、ヘッジファンド業界が好調だからといってすべてのヘッジファンドが好成績というわけではありません。

しかし、ヘッジファンド業界が明るい今、まとまった資産の運用を検討されている方は日本国内からアクセスできる国内ヘッジファンドも存在していますのでぜひ国内ファンドについて情報集めをしてみるのもおすすめです。

ふじでした~




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