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【ヘッジファンド用語解説】まず知っておきたい3語はこれだ!

ふじです(@gkrR2OJjsvN7M9P)~

金融用語って難しいですよね。今回は特にヘッジファンド周りの金融用語を解説していきます。

言葉がわかるだけででも、ファンド情報収集の際に大変楽になりますよ!

1、ロックアップ

1つ目は「ロックアップ」。ロックアップとは、投資を始めてから解約可能になるまでの期間のこと。

通常ヘッジファンドの場合、年1回、短くて半年に1回というところが多いです。

最近はBMキャピタルのように、3ヶ月と言った短期でのロックアップ期間設定を行っているファンドも存在します。投資者目線では良心的でありがたいですよね。

一見、投資者にとってマイナスイメージなロックアップ期間ですが、設定するにはしっかりとした理由があります。

まず、ヘッジファンドの運用者は相場や企業状態を見極めながら中~長期的な運用戦略を立てます。

そんな中、短期的に解約や申込みが相次ぎ、運用資産が安定しなかればせっかく立てた計画を随時見直さなければなりません。

そうなると、いつまでたっても戦略的な運用ができず、利益獲得の機会も逃してしまうことになります。

一見ファンド側の都合と思われるロックアップ期間ですが、実際には投資者とファンド両方に利益をもたらす合理的な仕組みであることがわかります。

2、デリバティブ

運用手法に対する規制がゆるやかなヘッジファンドでは、高度な投資手法や商品を活用し市場の値動きに関係なく積極的に利益獲得に望みます。

そんな中、ヘッジファンドの投資先として良く耳にするのがデリバティブ。

デリバティブの代表格と言えば、先物取引ですね。将来の商品の価格や指標を予想し購入・売却価格を約束。約束の日にちに約束通りのトレードを行い、その差額で利益を出す投資法です。

一般的にそんな先物取引は高リスクと言われていますね。その理由は、レバレッジがかけられること。自己資金を担保に借り入れを行い、実際の投資額の何倍ものトレードを行えます。

10倍のトレードを行えば利益も十倍、しかし損失が出た場合は十倍の巨額の損失が生まれる可能性を含みます。

デリバティブが「悪」というわけではありませんが、ファンド選びの際はデリバティブ運用の有無はしっかり把握しておくとリスク管理がしやすいですよ。

3、成功報酬

ヘッジファンドの手数料は、成功報酬制となっているところが多いです。

通常は「2:20」モデルと言われ、運用残高(運用額)の2%を管理手数料、値上がり益の20%を成功報酬として顧客から受け取る形が一般的。

投資信託などの大衆向けファンドでは、「購入手数料」「運用手数料」「売却手数料」の3種類の手数料が運用額に対して、つまり運用成績に関係なく固定で発生します。

反対にヘッジファンドの成功報酬は利益分に対し発生。つまり、利益が出なければ成功報酬が発生しない点はヘッジファンドならではと言えますね。

まとめ

さて、今回はヘッジファンドの情報収集時につまずきやすい専門用語を3つ紹介していきました!

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