ヘッジファンドD1の脅威のリカバリー術!
ふじです~
最近、大手金融サイトのブルームバーグで以下のような記事を見ました。
D1の大惨事
ヘッジファンドD1が巻き返し、レディット騒動時の損失9割取り戻す 引用:ブルームバーグ
D1キャピタル・パートナーズというヘッジファンドは、2021年1月にゲームストップ株関連で1ヶ月で40億ドル(約4300億円)の損失を出しました。
顧客への謝罪後、同社の戦略変更を説明しチームメンバーの給料を減額しないと明言し話題になりました。
この段階で、きちんと戦略変更をすれば確実に被った損失を取り戻せるという同社の自信を感じますね。
脅威の巻き返し
そんなD1キャピタル・パートナーズは、それから数週間後見事に1月に被った損失の約90%を取り戻します。
同社は2018年の設立以降、スタートアップ企業に積極的な民間投資を行ってきました。
そんな同社は近年未公開株への投資拡大に大きく振り切り、1月以降未公開企業22社をポートフォリオに組み込み現在同社のポートフォリオの半数が未公開株となっています。
代表はサンドハイム氏
そんな、D1キャピタル・パートナーズの指揮を取るのが代表のダニエル・サンドハイム氏。
サンドハイム氏は年間30%以上の利益を上げ、ヘッジファンド業界の全体の底上げに貢献しています。
同氏は、ロング・ショートの両方でポジションを取り、特にネットフリックスなどのテクノロジー株を好みます。
ヘッジファンドのフットワークの軽さ
約4000億円の損失を数週間でほぼなかったことに出来るのは、自由な運用が認められているヘッジファンドならでは。
D1キャピタル・パートナーズの件は、これぞヘッジファンド!というダイナミック運用術を見ることが出来た好例です。
スピード感と大きな規模感で投資を行うヘッジファンドは、毎日の金融ニュースのウォッチ対象としても大変面白いです。
日本国内にも個人でアプローチできるヘッジファンドはありますので、興味のある方はチェックしてみると良いですよ!
■ふじのツイッター(@gkrR2OJjsvN7M9P)
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