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イラスト上達への道【3:好きな塗りを知り、練習メニューを組もう】

本日2本目、イラスト強化月間の記事です。

初めてから1週間が経過し、線画を中心に毎日コツコツと練習に取り組んできました。次からは一部継続しつつ「塗り」に関する練習を始めていきたいと思います。

しかしまあ、自分がイラストで一番苦手としてるのが塗りだったりします。いっつも「分からん」と思いながら雰囲気で塗ってきたので、ここらで1から学んでいくよ!

《どんな塗りをしたいのか》

まずは自分がどういう塗りをしたいのか、をまとめておこう。その上で必要な技術が身に付けられそうか考えて、現実的な練習プランに落とし込んでいく……という流れで。

自分が好きなのは多岐に亘るし、その時によって好きなものがコロコロ変わるんだけど……イラストの目的としては「男女全般向け」を目指したい。エッチなのも好きだけどそういうのはまた別口で考えたいのだ。

それとデフォルメよりはリアル目なタッチが好きで、迫力のあるカッコいいのが心に刺さります。

so-binさんとか、POKImariさんとかのイラストが「描けるようになってみたいなあ」と憧れるね!

……詳しく見てたら全然違うね、このお二人の塗り。so-binさんは大雑把ながらもリアルかつ抽象的に、POKImariさんはアニメ塗り(?)と厚塗りのハイブリッドな感じに見えました。

それなのにどうして自分はこんな塗りをしたいと感じたのか考えてみると……うん、カッコいいからだな。

つまり、私が目指したいのは「カッコいい塗り」です。

絶対難しいんだろうけど、とりあえずの理想はこれ。そもそもこういう塗りを何と呼ぶのかも分からぬ。厚塗りってやつでいいんだろうか?

……と色々調べてたら良い感じの動画を発見。

塗りの傾向としては似てるし、恐らく自分が目指したいのは「厚塗り」なんだと思います。

では塗り方を「厚塗り」に絞って、どういう塗りなのか調べてみよう!


《厚塗りってなんぞや》

厚塗りとは?
絵を描く技法のひとつで、油絵のように色の透けない不透明度の高い絵の具で筆のタッチを活かしながら描く方法です。重厚感のあるイラストに仕上げることができます。

【メイキング】デジタルの厚塗り講座【アイビスペイント】

うーん分からん。他にも厚塗りの塗り方について解説しているサイトを色々と見回って、自分なりに解釈してみると……

厚塗りとは「線画を強調せず、色を重ねていくようにグラデーションを描いてリアルな質感を見せる塗り方」といった感じですかね?

重要そうなポイントをまとめてみると。

  • 影、ハイライト、照り返しなど光影が重要(どんな塗りでもっちゃそう)

  • ぼかしや馴染ませで立体感を作る

  • 影やハイライトに稜線を入れる(凹凸の頂点部分的なあれ)

  • 仕上げとして、線画の上から色や線を塗り描き足す(線画を薄める・消していくようなイメージで良さそう)

こういう所が大事そうかな。とはいえ言葉にするのは簡単だけど、めっちゃ難しそう。

とりあえず厚塗りの解説動画を参考にしつつ、まずは要素を小分けにして一つひとつ技術を身に付けていこう!


《厚塗りスキルを手に入れよう!》

まず塗りそのものを学びたいので塗りの基礎的な部分を学ぶ。その上で厚塗りに特化した技術を練習していく。そんな感じで計画を固めていきます。

基礎として自分に足りないのは「光影で形を見せること」「色彩の使い方」「どういう筆をどう使うといいのか」という部分。正直今まではめっちゃ適当にやってた。

そして厚塗りの技術としては先ほど挙げた点を会得していきたい。それらを基礎と組み合わせてみると……

  1. 筆と塗り方を学ぶ(ぼかし、馴染ませを中心に。筆の設定調整も)

  2. 立体的な光影を学ぶ

  3. 厚塗りの流れを学ぶ(線を消していく所も)

  4. 仕上げを学ぶ

こういう感じで学んでいってみようかな。これが自分に合っているのか、そもそもこれで会得出来るのかは定かじゃないけれど、まあやっていく内に調整していきましょ。

ではそれぞれ詳細に練習メニューを決めていくぞ!


《練習メニュー草案》

※現在の線画練習メニュー
・30秒クロッキー x 10本
・クロッキー5分 x 5本
・部分模写20分 x 1パーツ
・オリジナルイラスト30分 x 2本

①筆と塗り方を学ぶ

線画の時のあたりのように、まずは使う武器について知る所から始めよう。

ありがたいことに厚塗りについて教えてくれるサイトや動画もあれば、塗ってる光景を見せてくれるメイキングもある。今日と明日はそれを研究して「塗り方」そのものを理解しよう

それと筆については、どれもCLIP STUDIO PAINTとかSAI2とかのイラストソフトで紹介してるものが多いんだよね。自分は「PROCREATE」っていうiPadのアプリを使ってるのでそれの解説を見つけるか、他ソフトの筆を再現するしかない。

まあ筆については使いながら自分好みに調整していく感じで、最初は厚塗りで使われる筆を揃えていこう。

塗り方と筆は知識としてまとめておきたいので、また次の記事にて書いていきたいと思います。


②立体的な光影を学ぶ

最初はモノクロで捉えていく方が分かりやすいそうなので、白黒の物体をクロッキーしていく感じで行きます。

簡単な形状の物を模写する感じで塗ってみて、理解が出来てきたら3Dモデルやイラストを見つつ頭や手などパーツごとに塗りを練習していく。特に参考にしたいお二人のイラストは真似する形で学んでいこう!

現状の練習メニューにある「クロッキー5分x5本」を調整して、描く範囲を「小さい物体 or 1パーツ」に狭めた上で「白黒で光影を塗る」という感じにしよう。

線画作業を減らし、その分を光影に費やしてみよう。今でも時間は足りてないけど……描くものをめちゃくちゃ簡単にするしかねえ!


③厚塗りの流れを学ぶ

次に厚塗りそのものの流れを理解していこう。今やってる練習メニューの「オリジナル」をこっちに変更して、サイトや動画を見ながら実際に描きつつ練習する感じで。

なお忘れてはいけないのが「短い時間で完成するもの」という自分の性に合わせた塗り方が必要なこと。守破離と言わんばかりに、最終的には「ささっと塗れる自分なりの塗り方」を考えていこう。

これと②を合わせて、1週間やってみます。


④仕上げを学ぶ

テクスチャを使ったり、ノイズを重ねたり、ぼかしたり、上から色を塗ったりとイラストには沢山の「仕上げ方」があるようです。

……まぁ? いっぱいありすぎて、素人にはどれを使えばいいのか分からない状況なんですけどね!

手札は多い方がいいので、様々な効果を持たせられる仕上げ方を学んでいこうかなと思います。でも現状の練習メニューには難しい(そもそも仕上げる段階に行かない)かもしれないので、項目に挙げておいて何ですが後々のスキルアップということにしとこう。

「目の描き方」とかを考える週なら余裕あるかもなので、その辺りで進められたらなー


《まとめ》

ということで2週目のトレーニングはこちらのメニューになりました。

・30秒クロッキー x 10本 ※変更なし

・クロッキー5分 x 5本(25分)
小さい物体 or 1パーツをささっと書く→モノクロで光影を塗る

・部分模写20分 x 1パーツ
光影も軽く塗りながら理解していこう

・厚塗りの流れを学ぶ(30分集中 x 2回)
サイトや動画を見て、実践しながら流れを身に付ける
※note記事として学びながらまとめるのもアリか

大体2時間くらい

今日と明日は筆と塗り方の基礎について学ぶので、30秒ドローイングのみを行いたいと思います。余裕があれば部分模写もするかも。

よって上記のメニューは明後日の12日から1週間行っていきます。1日ごとなのか数日ごとなのか自分にも分からないけれど、またnote記事にて反省をしていこうかな。

苦手意識がなくなって、塗りたくて塗りたくて手が震えるくらいに上手くなってみせるぞー!

P.S.記事を公開してから自分の苦手な「色彩の使い方」を学ぶ箇所がないことに気付きました。でも難しそうなのでこの1週間は色相のことを考えずにモノクロ的な塗りのみで進めていきます!(一番苦手な色彩からの逃避)


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