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2024年6月の写真日記

6月も相変わらず忙しく、さすがに疲れて、土日も家にいることが多かった。忙しさに反比例して、シャッターを切る回数が減ってきているような気もするが、あまり気にしないことにしている。

写真を生活の延長線上に置くのならば、忙しくて撮る枚数が減った、というのもまた、撮っている人の状況を表すことになるから、必ずしも悪いことではない、ということにしよう。いずれにせよ、無理しすぎないことである。

しっかり陽を浴びるあじさい。
6月にしては、雨が少ない気がした。
いつもより1時間早く出勤した日。
電車が少し空いていた。

ひっそりと隠れていた昭和。
東京らしい景色。
余白が少なくて、怖い気もする。
ただ、緑がないこともない。

私はキャッシュレス派なので、クレジットカードや、〇〇Payなどで支払いを済ますことが多い。しかも最近は、家賃や投資信託まで、カード払いができたりするので、生活の支出のほとんどすべてを、キャッシュレスで行っている事になる。

するとどうなるか。結構な「ポイント」が貯まる。例えば毎月、ざっくり20万円を支払うとしよう。この全てをカード払いにした場合、還元率を0.5%とすると、放っておいても、1,000ポイントが貯まる計算になる。

待ち時間込みでの、お楽しみ。

言ってみれば、キャッシュレスで払っているというだけで、毎月1,000円のお小遣いが、どこからか湧き出てくるようなものである。

ここで悩ましいのは、ポイントの使い道をどうするかということ。加盟店でのポイント払いにも使えるし、カード支払額から差し引いたり、投資信託の額に、さらに上乗せしたりすることもできる。

おそらく、賢い人なら、投資信託額に上乗せして、少しでも投資額を増やす事を考えるだろう。これが一番「経済的合理性」のある判断だと思う。

カキフライ大好き。

では、自分の場合はどうか。


よく「アイス」を買ってしまう。


非常に低レベルである。ただし実際のところ、どこからか湧き出るポイントでアイスを食べるのは、とても気分がいい。

モーニングって、特別感あるよね。

普段の買い物における「1,000ポイント」は、何とも微妙な金額だけれど、これを、「アイスにだけ使う」と決めた瞬間、話が変わってくる。例えば、コンビニのハーゲンダッツでも、せいぜい300円〜400円。妻の分と一緒に買っても、余るくらいなのだ。

ハーゲンダッツが余裕ということは、すなわち、コンビニにある、どんなアイスを選んでも良いということ。アイス版「人の金で焼肉が食べたい」の実現である。この気分は、自分で出す1,000円では味わえない。

あとは、実質タダのアイスを食べながら、妻と、あーだこーだ言ったりできる時間を持てるのが、何より楽しかったりもする。

(ちゃんと2つ買いました)

ただ、実の所は、ポイントで払おうと、自腹で1,000円を出そうと、要は「心の家計簿」的な、気持ちの問題でしかなく、本質的には、どちらも大きくは変わらない。

けれども、ポイントでアイスを買うと決めるだけで、プチ贅沢な気分に浸れてしまうような、人間の非合理的な部分というのは、案外無視できないのではないかと思ったりした。


初めて行ったつくば。
いままで感じたことのない、不思議な作りの街だった。
空の広さは、それだけで価値だと言える気がする。

ぶどうって街中で作れるんだ。
命を守るお仕事。

いつもの友人と、近況報告。
お互い、着実に歳を重ねているなと思った。
ようやく梅雨らしい雨。

今の自分なら、何を願うだろうか。

つづく


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