デジタルファーストキャンプ2ndターム終了(その1)
ターム2はターム1とはガラッと趣が変わった。映像授業は飯塚先生(ホゲ隊長)のビジネスデータ処理入門と、武内先生によるDX成功のための業務プロセス再構築。私がデジタル、DXと聞いて真っ先に頭に思い浮かべたのはプログラミングやRPAの導入等のいわゆる自動化だったので、「いよいよ本番か。。」と思いながら取り組んだ。
DAY1
イントロダクション
DAY1冒頭で当初の期待はかわされてしまったような感覚を受けた。ホゲ隊長から開口一番「生成AIを(プログラミングで)どう使うか。」とコメントが有り、続くセッションで「プログラムを入力する時代はすでに終わり」と衝撃的な宣言。「D1Cではヒーヒー言いながらプログラミングを学ぶんだろう」と思っていた私は文字通り衝撃を受けた。
コピペ道
専門書のコードを打ち込んでみながら学んでいくコピペ道1.0、Web上に公開されているコードをコピペして動かなかったらエラーメッセージを見ながら確認して学んでいくコピペ道2.0に続き、すでに時代はコピペ道3.0に来ているらしい。
コピペ道3.0では生成AIでコードを生成する、動かなかったら生成AIに頼んで直してもらう。D1Cの第一期開講時はコピペ道2.0だったというからすさまじいスピード感。
「ChatGPTを検索に使うのではなく、生成に使いましょう。ChatGPTにプログラムを書いて(生成して)もらうことが「生成」のイメージをつかむには最適ですよ。」「Chatの有料版4.0を使えばdata analyzeの機能が有り、コピペしなくても全部データが返ってきます。」と追い打ちをかけられ,さらに衝撃を受けた。
私が抱いていた「デジタルを学ぶ」ことの定義すべて崩れてしまい、「ChatGPTにやってもらったらええやん。コードが正しいかどうかはGoogle Coabに貼り付けて実行してみたらすぐ分かるやん(ここだけ関西弁)」ということになっているらしい。
ベースキャンプ
それでは、なぜ動画でPythonを学んでいるのかと、もやもやしてきたのベースキャンプで「今後プログラミングを学ぶ価値は減少していくのではないか?」と質問させて頂いた。講師の上ちゃん先生、クリームさんだけではなく、同じクラスのマリコさんからもコメントを頂けた(ありがとうございます!)
CMS(contents management system)の出現により、Web業界ではノーコードプログラミングが可能になった。ではプロの仕事が無くなったかというそうではなく、CMSでできることとできないことが明らかになり、ノーコードでできないことに対する需要は決して無くなっていない。むしろ増えている。
→ ChatGPTでうまく動かないものを解決するためのプログラミング、コードを書ける能力は残ると思われる。生成AIの登場で初学者にとっての垣根が低くなった分、トップレベルと初学者+αの人たちの間の中間層が居なくなってくる。エンジニアリングもデザインも二極化していくのではないか。
自分でプログラムを書く必要がある人の数は減ってくるはず。多くの人はAIを使ってプログラムを書けるようになってくるが、それではどうにもならない領域はもちろん残る。
3人からコメントを頂いて自分ではかなり整理できたと思う。こんな感じ↓
今からコードを学ぶことは時間のロスが大きいので手を出さない。動画講義は受講し、いったいコーディングとは何なのかの感覚だけはつかんでおく。プログラミングはデジタルな振る舞いを身につけるための教養と位置づけ、自分でできる必要はないと割り切ることにした。
ChatGPTをとにかく使い倒してみる。
ノーコード(と、いう言葉もD1Cに参加して初めて知った)で自分が何をしたいか整理する。ノーコードツールにもどんどん手を出してみる。
Day1の課題
①ChatGPTにコードを書いてもらい、Google Colabにハートや星の絵を描いてもらった。ハートは簡単だったが星は何度かChatGPTとやり取りして完成した。ベースキャンプでは②同じくChatGPTにコードを書いてもらい自分で自分にメールを出した。
エラーが出たら、そのエラーをコピペしてChat-GPTに修正させる。まさにChat-GPTと会話をしながら正解に近づいていく感覚。
カバーの絵は「デジタルな振る舞い」をテーマに生成AIに描いてもらったものです。どこが「デジタルな振る舞い」なのかさっぱりわからないですが
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