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下総航空基地に行ってきた #3

前回から引き続き、下総航空基地の開設記念行事について、飛行展示の様子をお届けしたいと思います。
前回の記事はこちらから。

飛行展示としての予定は記載されていませんでしたが、基地の開門後に離陸して待機していたようで、哨戒機P-3Cが2機、式典のオープニングフライトとして上空を航過しました。

P-3Cによる航過飛行

それから1時間ほど経った頃、練習機T-5による飛行展示が行われました。
こちらも開門後すぐに地上展示エリアから滑走路エンドへと移動して待機していたようです。
当日は基地の近くで火災があったようで、基地内からもモクモクと立ち上る黒煙が終始確認できましたが、飛行展示は無事行われました。

近隣の火災による黒煙

海上自衛隊の小月航空基地より飛来したT-5は2機で、第201教育航空隊の教官で構成されるアクロバット飛行チーム「ホワイトアローズ」によるフライトが披露されました。

T-5 離陸
T-5による展示飛行

航空自衛隊のブルーインパルスと異なりスモークはなく、また今回は2機での演技でしたが、小回りの利くプロペラ機ならではの、低空かつ観客近くで行われる演技は大迫力です。

距離の近さを感じる演技
天候に恵まれたフライト

演技は午前と午後の2回実施され、前述の黒煙を除けば天候にも恵まれたフライトでした。
会場内は混雑も少なく落ち着いていて、とても過ごしやすい環境だったと思います。

迫力の演技

例年は事前応募のP-3C体験搭乗が行われるため、複数機で何度も離着陸を繰り返す様子を見ることができるのですが、今年は体験搭乗が行われなかったことからフライトも少ないのではと思われていました。
お昼時には、P-3Cが再度2機で航過したのち、タッチアンドゴーを繰り返してから着陸する様子を見せてくれるなど、スケジュール以外のフライトも楽しむことができました。

P-3Cによる航過飛行
P-3C タッチアンドゴーの様子
P-3C 着陸

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