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初秋の君津・木更津小旅行 #3

前回の記事では、木更津航空祭のフライインの様子をお届けしました。今回は引き続き編隊離陸・航過の様子です。

地上展示の外来機のフライインが一通り終わり、次は編隊離陸です。
駐機していたV-22オスプレイが離陸準備をして誘導路へと向かいます。

誘導路へと向かうV-22オスプレイ

参加するオスプレイは2機でした。
駐屯地祭で陸上自衛隊のオスプレイが実際に飛行展示を行うのは今回が初めてのことです。

オスプレイが2機

他のヘリコプターも、離陸準備のため移動していきます。
こちらは観測ヘリコプターOH-1。「ニンジャ」や「オメガ」と呼ばれています。
エンジンの不具合で長らく飛行中止となっていたこともあり、コロナ禍で見る機会も減っていたことから久しぶりに見ることができました。

JGSDF OH-1

こちらはAH-1S「コブラ」。機首のターレットに20mmガトリング砲を搭載する対戦車ヘリコプターです。
将来的には攻撃ヘリコプター・観測ヘリコプターが無人機へと置き換えられるとのことで、段々と見る機会も限られてくるのではと思います。

JGSDF AH-1S

駐機されていたオスプレイは4機でしたが、うち2機はトラブル時の予備でしたので、ローターを折り畳んで駐機場所へと移動していきました。

JGSDF V-22

さて、いよいよ編隊離陸です。
まずは連絡偵察機LR-2が上がりました。
LR-2はビーチクラフトの双発ビジネス機「スーパーキングエア350」をベースとしており、「ハヤブサ」と呼ばれています。

JGSDF LR-2

続いて先程移動したオスプレイも離陸です。

JGSDF V-22

奥で待機していた輸送ヘリコプターのCH-47JA「チヌーク」も次々に離陸していきます。
以前は旧型のCH-47Jも多く見られましたが、機首にウェザーレーダーを搭載し燃料タンクを大型化したCH-47JAへの移行が進んでいます。

JGSDF CH-47JA

先程のAH-1SとOH-1も、ペアで離陸です。

AH-1SとOH-1

木更津駐屯地にはチヌークが多く所属していますので、当然ながら編隊離陸参加するチヌークも多く、迫力の編隊での離陸です。

編隊での離陸

しばし待つと、離陸した機体が東京湾上空を回って戻り、そのまま駐屯地上空を編隊航過していきました。

迫力の編隊航過

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