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ローシーズンの熊本旅行へ行ったお話 #7 いよいよ熊本城へ

前回に引き続き、トクたびマイルで熊本まで行ったお話です。
前回の記事はこちらから。前回は水前寺成趣園周りを散策したお話でした。

熊本駅でカフェに入り、ひと休憩。
時間は午後を回ったあたり。2泊3日の中日、近場でまだもう一か所くらいは余裕があります。
せっかくならばと、熊本城まで散歩がてら向かってみることにします。

市電を目印に歩みを進めていると、唐人町にて何やら趣のある建物を発見。
調べてみると、旧第一銀行熊本支店とのこと。

旧第一銀行熊本支店

1919年に建てられたとのことで、現在は空調会社「ピーエス工業株式会社」のオフィスビル「PSオランジュリ」として活用されているそうです。

ちなみに後ろを流れる「坪井川」に「明十橋」が架けられていますが、その名の通り「明治十年(=1877年)」に架けられた橋とのこと。
現在も車の往来に耐えている、小さいながらとても立派な橋です。
実は二つ隣の橋が「明八橋」となっており、こちらも名前が示すように「明治八年」に架けられた橋だったのを、この記事を書いている今知りました。
橋巡りもおもしろそうですね。

さて、途中で坪井川沿いに遊歩道があるようだったので、誘われるように入っていくと、そこには。

にゃん

にゃんだと言わんばかりの、ひなたぼっこ中の猫にしばし時間を奪われました。

遊歩道と坪井川

その後遊歩道を進み、なんとか開園時間ギリギリに熊本城に到着。

桜の馬場 城彩苑

受付で聞くと、熊本城天守閣が一番早く閉まるとのことで、まずは急ぎ足でそちらへ。
現在も熊本地震の復旧工事が続けられており、特別公開のルートとなっています。

未申櫓
地震の影響が残る数寄屋丸
特別通路から天守閣
闇り通路
天守閣

入ってしまえば、閉園時間までには十分な時間があり、ゆっくりと見て回ることができました。
天守からの風景、熊本信用金庫のくまモンが目立ちますね。

天守からの風景

降りてから宇土櫓の近くまで行ける(特別公開北ルート)とのことでそちらへ向かったのですが、この日は平日。
日曜祝日のみ公開の北口と特別公開北ルートとを混同されている方が多かったようで、混雑とは無縁の天守展望が広がっていました。

天守閣

降りてからは駆け足になってしまいましたが、閉館時間ギリギリの中「熊本城ミュージアム わくわく座」へ。
短い時間ながら、充実した熊本城見学となりました。


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