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初秋の君津・木更津小旅行 #5(終)
前回の記事では、木更津航空祭での迫力の訓練展示の様子をお届けしました。今回は、地上展示の機体を紹介して、一連の記事を締めくくりたいと思います。
地上展示を予定していた横浜市消防局の消防ヘリコプター「はまちどり2」ですが、展示中に出動要請を受けて離陸していきました。
「はまちどり2」は、近年消防防災ヘリコプターとして採用されることの多い、アグスタウエストランドのAW139というヘリコプターで、横浜ヘリポートを拠点としています。
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航空自衛隊からは救難ヘリコプターUH-60Jと、基本操縦練習機T-400が展示されていました。T-400は2021年に美保基地から浜松基地へと移動しており、垂直尾翼のマークもこれまでの第41教育飛行隊の「41」の文字をモチーフにしたものから、第1航空団の黄色と黒のチェッカーマークに変更されています。
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そういえば、T-400は#055ですね。木更津駐屯地も創立55周年だったはず。
警視庁航空隊からは、「おおぞら1号」が展示されました。
「おおぞら1号」はエアバスヘリコプターズのH215というヘリコプターですが、会社名の変更にともない機種名が変わったもので、アエロスパシアルのAS332「シュペルピューマ」のアップグレード機です。
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防衛大学校のグライダーが、移動車とともに展示されていました。アレキサンダー・シュライハーのASK21というグライダーで、動力がなく自力での離陸ができないため、ウインチという巻き上げ装置を使うか、他の飛行機により曳航して離陸します。
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地上展示のオスプレイに、何やらシールが貼られました。
「鶚(ミサゴ)」ですね。英語でオスプレイです。
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陸上自衛隊のEC-225LP「シュペルピューマMk II+」です。
特別輸送ヘリコプター隊に配備されており、要人輸送に使用されています。
上で紹介した警視庁航空隊のH215と同じく、AS332「シュペルピューマ」を元にしていますが、エンジンのアップグレードやローターブレードの変更など数々の違いがあります。
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木更津駐屯地の正門付近には航空資料館があり、資料館の館内には旧海軍時代の資料や、現在のCH-47J/JAの前に使用されていた輸送ヘリコプターKV-107II-4Aが保存・展示されています。航空祭当日は見学および子供向けのミニ制服撮影会が行われていました。
資料館の外にはLR-2の前に使用されていた連絡偵察機LR-1も展示されていました。
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LR-1は、三菱重工業の双発ビジネス機「MU-2C」がベースとなっています。陸上自衛隊だけでなく、航空自衛隊でも「救難捜索機MU-2A」「飛行点検機MU-2J」として使用されていましたが、どちらも既に退役済みで各地の博物館等で展示されている機体を見ることができます。
木更津駐屯地に展示されている「LR-1 機体番号22020」は陸上自衛隊向けに製造されたLR-1の最終号機です。
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