それ実は僕、めちゃくちゃ好きなんですよ

突然ですが、僕は好きなものに好きと伝えるのがとても下手です。好きな作品などに向けて、広い意味での“好意”を伝えるのが下手です。たぶん反対に“好意”を雰囲気やちょっとした仕草で間接的に上手に伝えられる方が「愛嬌のあるひと」だと思っています。

僕は愛嬌のようなものは持ち合わせていなければ、気の利いた褒め言葉も持ち合わせていないので、「素直に伝える」という一本槍で生きてきました。いいなと思ったものに『いいな!面白い!』と語彙力のない小学生のような感想をぶつけるのが、唯一の方法でした。

愛嬌がないというのは、言葉以外の表情・雰囲気に”好意”が現れないということ。なので、感想を伝えそびれた日なんかは、きっとぼくは無粋な人間に映っているでしょうし、自覚のあるので三日三晩は後悔します。

だからこれまでの全ての後悔のタイミングに戻ってちゃんと伝えたいなぁと日々思っています。「それ実は僕、めちゃくちゃ好きなんですよ」と。

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