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行き違いをなくすためには感想を聞くべし #1133

お元気ですかー?
今日は「行き違いをなくすためには感想を聞くべし」というテーマでお話しします。
#派遣バカが派遣営業を語る
という毎月第3水曜日にFlowさん主催で行っているXスペースの6月のテーマが「ミスコミュニケーションを防ぐために必要なこととは?」というテーマなので準備を兼ねて考えてみます。
↓明後日、20:30から。


人材派遣営業はミスコミュニケーションが多い

人材派遣営業の仕事では、スタッフさんや派遣先の担当者、さらには社内の関係者とも頻繁にコミュニケーションを取ります。日常的に多くの情報をやり取りする必要があるため、必然的にミスコミュニケーションが発生しやすい環境と言えます。

派遣スタッフさんに新しい派遣先の業務内容を伝えた際、詳細に説明したつもりでも、スタッフさんが実際に現場に行ってみると「聞いていた話と違う」と感じるとかポジティブな報告のつもりがネガティブに伝わっていたとかの行き違いは日常とも言えます。
が、日常ですよね?で済む話でもなく、こうした行き違いが起こると、スタッフさんも派遣先も不満を感じ、最悪の場合、派遣契約が早期終了することもあります。

テキストで残すのは優しくない

このようなミスコミュニケーションを防ぐためにメールやチャットで履歴を残すことが推奨されることが多いです。確かに、テキストで履歴を残すことには一定の効果があります。しかし、これは「私は言ったよ?」という態度が見え隠れしますし、優しいとは言い難い姿勢です。

そもそも、行き違いが発生した時に自分が伝えたかどうかを主張したところで何にもなりません。テキストで履歴を残す方法は、あくまで証拠を残すためのものであり、実際のコミュニケーションの質には無関係なのです。
根本的に解決できる方法を考えましょう。

感想を聞くと良い

そこで、僕が実践しているのが、感想を聞くという方法です。具体的には、大切な話なら多めに時間を取り、話をした後に「ここまでどう捉えてますか?感想を・・・」と聞くことです。

例えば派遣スタッフさんに新しい業務内容を説明した際、「これまでの説明でどう思いましたか?どんな感想を持ちましたか?」と尋ねることで、相手がどのように理解しているかを確認できます。もし、相手の捉え方がこちらの意図と違う場合、その場で修正し、誤解を解くことができます。

昔、給与が上がる話だから喜んでくれると思いつつ、感想を聞いたところ「責任が増えたと感じてます。憂鬱です。」と言われたことで、改めて派遣先の評価を伝えることと、責任が増えるわけではない説明をすることができて行き違いを防ぐことができたこともあります。

自分のチームメンバーであれば「復唱して」でもいいと思うのですが、派遣営業は派遣スタッフさん、派遣先、社内と様々な調整相手がいますので、基本は丁寧に「感想を聞く」という方法がよいと思います。

最後に

僕は履歴を残すだけではなく、相手の感想を聞くことで、行き違いを根本からなくすことができると考えています。
・・・と言っても、僕自身も全ての場面でこれができているわけではありませんが、意識して実践することで、コミュニケーションの質が向上し、トラブルを未然に防ぐことができている・・・はずです。
良かったら試してみてください!

では、また!


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