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【播磨町】「行政評価研修」という研修(11月1週目)

 播磨町には「行政評価研修」という内部研修があります。昨年まちアドになってから、この研修会を担当しています。これまでは、比較的若手職員が対象の研修会で、まだ知らぬお互いの業務について報告しあい、PDCAを回すにはどんな行動が必要か等を話し合っていたようです。昨年からはもう少し上の職階のみなさんを対象にして、「2030年の播磨町」をテーマに研修を開催しています。

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HTTF(Harima to the Future)

 まちアドになる前に播磨町の市民活動補助金(ゆめづくり塾)を活用して、まちづくりカードゲームHTTFを作成しました。もともとは尼崎市で作成されたATTF(Amagasaki to the Future)が面白いなーと思っていて、それを正々堂々とパクらせてください!とお願いして作ったのがHTTFです。このゲームは、「おなやみカード」と「お宝カード」から成ります。参加者の手元に7枚のお宝カードが配られます。親はおなやみカードを一枚引き、参加者に向けて読みます。そこにはこのまちで暮らす人のおなやみが書いてあります。参加者はこのおなやみを手元のお宝カードをかけ合わせて解決します。参加者全員が解決アイデアを出し、その中からベスト1を選ぶというカードゲームです。HTTFは播磨町内では、小学校や高校の授業、教職員研修で活用されています。
 行政評価研修ではアイスブレイクを兼ねて、HTTFを体験してもらっています。みなさん、「こんなん無理やろー」と言いながらも、良いテンポで解決アイデアをどんどん出されます。最初は大半が真面目なアイデアですが、なれてくるとぶっ飛びアイデアがでてきます。そこからが面白いゲームです。播磨町役場企画Gで貸し出しもしているので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

2030年の播磨町を考える

 研修では、HTTFの後に「未来の年表」から引用したこれから起きることをお伝えし、その上で「播磨町で2030年頃におこりそうな困りごとは?」をテーマにフリップディスカッションをしました。日常業務に追われていると、目の前のことの解決に注力することになり、なかなか5年後10年後を見る視点に立てません。この研修では、播磨町の10年後を想像して、いまなにができるかを持ち帰ってもらっています。

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話し合うことの大切さ

 研修後の振り返りシートでは、「こういった話し合いの場が大切だ」という感想が多く見受けられました。あえて設定しないと未来の話をする機会はありません。研修もただただ一方的に話を伝えるだけでなく、とにかく話し合いの場になることが大切だと考えています。


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