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【播磨町】「防災と福祉の連携促進事業」グループ横断で報告会

こんにちは、兵庫県で一番小さなまちのまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。もう1ヶ月前になってしまいましたが、2021年の最終業務日に「防災と福祉の連携促進事業」の進捗状況について関係するグループの職員への報告会兼意見交換会を開催しました。

播磨町役場はグループ制をとっていて、行政でよく聞く〇〇課や〇〇係がなく、〇〇グループといいます。確か、課長は統括と呼ばれ、係長はリーダーと呼ばれています。現在、播磨町で進めている「防災と福祉の連携促進事業」は、兵庫県全体でも進めている事業で、平たく言うと、「災害発生時に避難しにくい人の避難をどうするかを検討するもの」です。災害発生時には、地域の力が必要になるということで、ある種の地域づくりの一環でもあります。(大きな背景には、2021年5月に災害対策基本法の改正があり、個別支援計画について記載されたことに起因します。)

つまり、この事業は、防災部局、福祉部局、自治会部局等が関わるわけです。しかしながら、この横連携をすすめるのは一筋縄では行かなく、多くの自治体においてなかなか事業が進めきれない状況にあると聞いています。播磨町では、有識者による検討委員会を設置して、方向性の議論を進めてきました。さらに、4つのコミセンを回っての意見交換会を開催して事業の組み立てを進めました。今回はその中間報告的な位置づけの会でした。

これまでは、一つの部局でコントロールできる事業が多かったと思いますが、地域課題の複雑化に伴って、行政内でも連携しながらすすめる事業が増えてきているように感じます。今後も役場内での横連携をすすめる動きが必要だなと思っています。

ちなみに、「防災と福祉の連携促進事業」については、播磨町役場ホームページで詳細に公開しています。御覧ください。こちらから。


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