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【播磨町】社会関係資本を高めるための朝市

こんにちは。兵庫県で一番小さな自治体、加古郡播磨町のまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。昨年5月から、石ケ池公園でParkMarketという名の小さな朝市を毎月開催しています。最近マルシェやマーケットイベントがまちづくりの一環として各地で開催されていますが、ParkMarketはどんな狙いで開催しているか書いてみようと思います。


公園をのんびり楽しむために

 播磨町には割ときっちりした公園がたくさんあり、こどもを連れて遊びにこと欠きません。公園ごとに特徴があり、過ごし方も様々です。わたしも子どもを連れて公園に行くことがおおいのですが、わかってきたのは大人が楽しめる場にはなってないということ。2020年10月から石ケ池公園パークセンターの喫茶をharitoとしてリニューアルし、大人も公園を楽しめるようにしていってます。ParkMarketはその動きの一環で開催することになりました。

つながりでマーケットを開催

 その頃、行政主催の朝市が年2回、役場の駐車場で開催されていました。そこに出ていた町内の飲食店のみなさんが、飲食店グループを作られ少しづつ動き出されていたタイミングでした。マーケットイベントを開催する時、出店者をどうやって集めるかが悩みのタネでもあります。タイミングが良かったこともあり、飲食店グループの皆さんにお声がけし、一緒にイベントを作っていくことになりました。それをきっかけに、ParkMarketの出店者は播磨町で活動している人に限定することとしました。なかなかのチャレンジです。

社会関係資本が高まる

 マーケットは2022年5月からほぼ毎月開催しています。開催している第二土曜は月の中で飲食店が一番手が空く時間。ここに公園を楽しみたい人と、駆け出しのお店やワークショップなどを並べることにしました。大切にしたいことはつながりづくり。出店者かお客さんかどうかは関係なく、知り合いに出会えたり、人を紹介したり。そんな場になってほしいなと思って企画しています。案の定、飲食店グループのお店にご飯を食べに行くことも増えたし、ゆるやかなコラボが進んでいます。

播磨町内で遊び場づくり

 播磨町は兵庫県で一番小さな自治体だけあってか、「遊び」があまりありません。どうやら条例上、パチンコなんかも作れないことになってるよう。だから、遊ぶなら町外で、播磨町では寝るだけ。みたいなまちになっていおるような気がしました。でも、せっかくならこのまちで遊びたいと思い、自分たちが遊べたり仲間内で遊べる場を作れたらと思ってやってます。こどもだけじゃなくて大人も遊べるまちになるといいなと思っています。そのためには「遊び」の再定義も必要ですね。


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