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4. 出逢い編 | ゼノブレイド2を隅々まで楽しもう

前回

雲海探査船 ウズシオ

雲海探査船ウズシオに乗り込み、空の旅が始まります。

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まずはウズシオ船内を散策して依頼主や乗船者の話を聞いて回ります。シンに話しかけると、念入りにリベラリタスの出身であることを確認してきます。

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甲板に上がると、やはり天空にそびえ立つ世界樹が見えます。

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夜の見張りはレックスの担当です。ゴルトムント帰還の港に停泊していた巨神獣船ではない巨大戦艦がウズシオに着いて来ていることに気付きます。シンもメツもニアもウズシオに乗船しているので、彼らにはまだ他に仲間がいることを想像させます。

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しばらくすると、見張り台にニアが上がってきます。皆は酒盛りを始めたらしく、酔っ払いの相手をしたくなくて逃げてきたそうです。レックスから数あるサルベージャーの合言葉の1つがお披露目されます。

船には酔うな 酔うなら酒だ

レックスは巨神獣が死に絶えていき生物が暮らしていける場所がどんどん減っていることに不安を覚え、世界樹の上に広がっていると言い伝えられている豊穣の大地「楽園」を夢見ていることをニアに話します。ニアは楽園伝説を信じてはいないようです。

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ただ、レックスが楽園を夢みる理由が「"皆" が安心して暮らせる場所であるため」という話を聞き、ニアは少し心を打たれたようです。レックスとニアの信頼関係が少しだけ生まれる印象深いシーンです。

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古代船のサルベージ

サルベージの対象は古代船のようです。海中で船を探索するのは難しいので、まずは船を丸ごとフロートとクレーンで引き揚げてから船内を探索するとのこと。オープニングで鉄のコンテナを引き揚げた時と同様、フロートなる浮力の高いエアーバッグのような器具を船に貼り付けて途中まで浮かせた後に、クレーンで海上まで引き揚げます。ただし、勿論フロートもクレーンも大型です。

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シンが引き揚げた古代船の内部探索にレックスを誘います。リベラリタス出身の人物を求めていた理由がここにあるのでしょう。

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古代船の内部探索

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ここで何とフルパーティが揃います。ゴッツン・クライブを討伐するために過剰なレベリングを行ったレックスは他3人のレベルを凌駕します。4人のロールは、レックスがファイター、ニアがヒーラー、メツがガード(タンク)、シンがファイターです。レックスはパーティから外せないので、レックスとロールが被っているシンは一旦ベンチです。道中でパーティを切り替えながらシンの技モーションも楽しんでいくことにします。ちなみに彼らは正式な仲間として加入したわけではないので、アーツのレベルアップもキズナリングの解放もポーチアイテムの投入も行うことはできません。

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NPC 同士の雑談に耳を傾けると、この古代船が巨神獣に引かれていたものではなく、現代では想像しにくい技術であることが分かります。古代技術ではこれほどの巨大な船を巨神獣を使わずに操縦していたのでしょうか。とすれば、シン達の黒い戦艦も古代技術が使われているのでしょうか。謎が深まります。

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ここで古代船からエネミーが飛び出してきます。キングリター・シースです。今まで孤独にクライブを狩り続けてきたレックスにとって、3人パーティでブレイドを含めて5人で戦う初めての体験です。大変心強いです。例によってエネミーは凄まじい火力を誇りますが、ヒーラーであるニアが積極的に回復ポットを拾ってくれるので戦闘は安定します。この縛り余裕だな。(フラグ)

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難なくキングリター・シースを討伐したドライバー達ですが、一般人にとってはあれほどのエネミーを討伐してしまうドライバーに心ない言葉を浴びせます。ニアはその言葉を少し気にした様子でしたが、レックスの明るさに少し救われます。

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奥様に出て行かれたプニンにシン達を盗撮させて様子を見ていたバーン会長。ドライバーの強さに驚きつつも利用価値を見出します。また、スペルビアでも何かの大事業を行っているようです。インヴィディアとの開戦準備真っ最中のスペルビアでの大事業、キナ臭いですね。

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古代船の内部探索

古代船の中には、クライブ、シュリブ、シース、ジェリーといったエネミーがウヨウヨしています。シースとシュリブは見つかると自分から殴りかかって来ます。しかし、ゴッツン・クライブを討伐したレックスとドライバー達の敵ではありません。(囲まれなければ)

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扉を突き破って出て来たトゲツノ・パグールは小ボスでしょうか。範囲攻撃のバブルミストで全体に最大 HP の半分程度のダメージを与えてくる強敵ですが、ニアがどんどん回復してくれる上、レックスのアンカーショットで落ちた回復ポットも拾ってくれる上、ニアとメツがドライバーコンボやブレイドコンボを決めてくれるので何とか初見で倒すことができました。この縛り余裕だな。(フラグ2)

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古代船内部をどんどん降りていくとシステム制御室に辿り着きます。扉を開けるにはエーテル燃料なるものが必要だそうです。第一燃料庫からエーテルシリンダを入手して、システム制御室を稼働させて中央操作盤を起動して扉を開きます。初代ゼノブレイドでも、エーテルシリンダを入手するイベントがありましたね。

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扉の奥には、中ボスのメガロエッジ・ディブロが待ち構えています。このエネミーはギルティーキッチンというニアを一撃で葬る範囲技を持っていて、レックスとメツも即瀕死に追い込まれます。攻撃頻度最大のカスタム難易度なので、体制を整える暇もなく全滅に追いやられます。この縛りキツすぎんか。(フラグ回収)

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勝てるビジョンが全く見えないので、アヴァリティア商会の宿屋レムレイムに帰還してボーナス EXP を精算してレックスとニアのレベルを上げます。

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これはウズシオをゴルトムントに帰還させたわけではなく、ゼノブレイド2というゲームは基本的に、移動手段を失っていようが監禁されていようがお構いなしにストーリーの都合と関係なくファストトラベルすることができます。ストーリー展開を大事にプレイするためにファストトラベルを縛って古代船でレベリングすることも考えましたが、シンやメツと共にゴルトムントを散策するのは新鮮なので禁を破ることにしました。シンとメツもフカフカのベッドで寝かせてあげたいですからね。ちなみに宿屋レムレイムで空いているのは1部屋、ベッドの数は3つ、パーティはレックス、ニア、ビャッコ、メツ、ザンテツ、シンの4人と1匹です。なるほど。

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さあリベンジ戦です。ニアのレベルが2上がったことにより、ギルティーキッチンを耐えるようになりました。そこそこ安定して戦えるようになったと思いきや、メガロエッジ・ディブロは HP を半分まで減らすと怒り状態になります。

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能力値が上がるだけならまだしも、怒り状態ではギルティーキッチンよりも強力なダイビングプレスを使ってきます。

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ダイビングプレスは3人全員にヒットする上、ニアは一撃でダウンします。さらにブローという一定時間怯む追加効果付きなのでニアを即時復活させることができない上、エネミーの攻撃頻度は最大なのでダウン中に通常攻撃やダブルバイトでゴリゴリと HP を削ってきます。ただ、怒り状態になる前にパーティゲージは最大まで溜まっていたので何とか立て直して撃破することができました。

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古代戦最深部

メガロエッジ・ディブロを倒すと最深部に辿り着きました。扉には「アデルの紋章」とやらが描かれています。シンが言うにはアデルの紋章が描かれた扉は「レックス達」でなければ開かないそうです。「レックス達」とは恐らく「リベラリタス出身の者達」ということでしょう。シン達はしつこいほどにリベラリタスの出身であることに拘っていましたからね。

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シンの言う通り、レックスがアデルの紋章に触れると扉が開きます。同様にもう一つの扉を開けると、一本の剣と一人の女の子が祀られていました。シンが言うには彼女は「天の聖杯」だそうです。

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剣はまるでレックスを呼ぶように淡い光を放ち、レックスは心を奪われ剣に手を伸ばします。メツの叫びは届かず、レックスは剣に触れてしまいます。

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レックスが剣に触れた瞬間、なんとシンはレックスを刺殺し、剣も粉砕してしまいます。この先の世界を見ずに済むようにせめてもの情けだそうです。

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ニアはレックスを殺した理由を追求しますが、シンは答えません。

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ホムラ達の記憶の世界

レックスが目覚めると、そこは鐘の音が響く広大な草原でした。

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近くにいた女の子に声をかけると、ここが楽園でホムラの故郷であることを告げられます。

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女の子の名前は「ホムラ」だそうです。話を聞くと、レックスはシンに胸を刺し貫かれて死んでしまったそうです。この後に及んでレックスは自分が死んだことよりも商会の皆がシンの手にかかることを心配します。

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そんなレックスを見て、ホムラはレックスに1つのお願いをします。楽園に連れていってほしいと。ここは本物の楽園ではなく、ホムラ"達" の遠い遠い記憶の世界なのだそうです。本当の楽園はアルストの中心に立つ世界樹の上にあるとのことで、言い伝えの通りです。レックスは自分が死んでしまったため、ホムラのお願いを叶えられそうにないことを伝えますが、ホムラは自分の命を半分レックスに分け与えることを提案します。そうすることで、天の聖杯のドライバーとしてレックスは生き返るのだそうです。

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レックスはホムラと共に楽園を目指すことを決心します。レックスがホムラの胸(の上にあるコアクリスタル)に触ると、アルストで復活を遂げます。胸にはホムラと同じ翠玉色のコアクリスタルが光り、シンに粉砕された剣もレックスの手に復活します。

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レックスの復活

場面は変わってシンとメツとニア。天の聖杯であるホムラの身体を古代船の甲板まで運び出したメツは、ニアに目撃者であるこの場のアヴァリティア商会の全員を殺すように命じます。彼らの命の代金は既に払ってあるとのことです。つまり、今回ウズシオに乗り込んだメンバーは全員死ぬものとしてバーン会長が代金を受け取っていたのです。ニアはそんなことはできないと拒否すると、メツは自分でやると言い放ちます。その瞬間、天の聖杯が燃え始め、ホムラが復活を遂げます。同時にレックスも炎の力で地下から古代船を突き破って甲板に現れます。

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レックス&ホムラとメツ&ザンテツのドライバー対決となりました。最高に熱い戦闘ムービーが流れます。

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メツはレックスの瞳の色を見て意味深なことを呟きます。

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ここでドライバーとなったレックスのチュートリアルバトルが始まりますが、例によって難易度設定が凶悪なので、チュートリアルにも関わらず普通に敗北します。

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ここで凶悪な落とし穴があります。開発チームはよもやこのチュートリアルバトルで敗北するようなプレイヤーがいるとは想定していなかったのか、敗北後はスキップトラベルで宿屋に戻るどころかメニューを開くことすらできません。メニューが開けなければ難易度設定を緩めることもできません。セーブをして後日仕切り直すこともできません。一応リベンジ地点にはレベル1のレクター・クライブが配置されていますが、レベルを1つ上げるためには100回近くメツに敗北してレクター・クライブのリスポーンを繰り返す必要があります。ただ、それほどの試行回数があればメツがデレて命中率が低くアンカーショットで生まれる回復ポットが丁度レックスに重なる位置に落ちてくるパターンもあります。今回は10回程度の再戦で無事に勝利することができました。

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ニアもレックスを守るために動いてくれます。

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ホムラはメツとの一騎討ちです。なんとメツとホムラは500年前にも戦闘を行ったことがあり、その頃は現在の姿ではなかったことをメツが仄かします。

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メツが「やはり目指すか、楽園を」と尋ねると、ホムラは「それが"私達"の望みです」と答えます。メツはホムラを楽園に行かせたくない様子です。ここで例の巨神獣船ではない例の黒い戦艦がやってきてメツに加勢します。戦艦の銃撃からレックスを守るニアもやられ、万事休すかと思ったその時、じっちゃんが加勢に現れます。

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じっちゃんはシンとメツの両方と面識があるようです。シン曰く、じっちゃんの名前は「セイリュウ」だそうです。ただ背中に人間を乗せて運ぶだけの巨神獣だと思っていたじっちゃんが、飛ぶわ炎を吐くわの大奮闘を演じた後、レックスとホムラとニアとビャッコを背中に乗せて逃走します。天の聖杯がレックスの手に渡ったものの、シンは「目覚めたのなら それで十分だ-」と呟き、目的は天の聖杯を手に入れることではなく、天の聖杯を目覚めさせることであったことを仄かします。

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「あとはヨシツネに探らせる」とのことで、やはり例の戦艦には別のメンバーが存在しているようです。ここで第一話が終了です。

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一気に物語が動き始めましたが、次回からは逃げ延びたじっちゃんやレックスとニア達の冒険が始まります。

次回


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