【キャリコン勉強】カウンセリングの理論(スキナー、ウォルピ)
今日は何の日
2月5日 プロ野球の日です。1936(昭和11)年のこの日、全日本職業野球連盟(現在の日本野球機構)が結成されました。
行動療法
行動療法には、レスポンデント条件づけとオペラント条件づけがあり混乱しやすいところですので一覧表にしました。
レスポンデント条件づけによる行動療法
1)系統的脱感作法
ウォルピが考案。リラックスした状態をつくりだす方法。不安階層表を作成して全ての場面で不安や恐怖がなくなればセラピーは終了する。
2)筋弛緩法(きんしかんほう)
筋肉の弛緩で緊張が取るほう法
3)自律訓練法
自己催眠でリラクセーションさせる方法
4)曝露法(ばくろほう):エクスポージャー
不安・恐怖が起きない体験をして不安を減少させる方法
5)嫌悪療法
好ましくない行動や思考を抑止するために、不快な刺激やイメージを条件反応的に形成する方法
オペラント条件づけによる行動療法
1)トークン・エコノミー法
「トークン=ご褒美」を活用して、子供の好ましい行動を自発的に引き出す方法
2)除外学習法
ある行動を辞めさせたいときに「その行動を強化しているもの」を取り去る手続きをすることで行動を辞めるように仕向ける方法
その他行動療法
1)主張訓練(アサーション)
対人場面で適切な自己主張ができるようになる訓練
2)イメージトレーニング
具体的な状況や場面での行動をイメージし、成功体験を積ませる方法
3)モデリング
成功している人の行動を見ることで、どうすれば成功するかを代理学習する方法(バンデューラの理論)
4)セルフコントロール
自分自身の行動を管理・統制する方法
まとめ
キャリアコンサルタント試験でも実技面接では、かなり緊張します。そのための解決方法としては、ロールプレイの練習や、実際の面接の練習をやることが有効だと思います。また、その面接のイメージトレーニングも行うことをお勧めします。
自ら行動療法を体験し、それをクライアントの方に紹介していくのも良いのではないでしょうか。
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