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「サーチファンド」地銀が事業継承したい企業と経営者人材をつなぐ

こんにちは。

皆さん、サーチファンドをご存じでしょうか?

【サーチファンドについて】

「サーチファンド」とは、経営を志す優秀な個人の方(サーチャー)が自ら承継する企業を探索 (=サーチ)し、企業の経営者として事業成長を目指す米国発祥の事業承継モデル

サーチファンドとは

日本では、2019年に山口フィナンシャルグループが、日本初のファンド・オブ・サーチファンド(サーチファンドのためのファンド)としてYMFG Searchファンドを設立しました。2020年2月には、このファンドから第1号案件としてサーチャーによる株式取得が実現しています。

本日の日経新聞では、首都圏では初となる横浜銀行のサーチファンド設立が記事となっていました。

地銀がサーチファンドに投資する背景には、中小企業の後継者不足の深刻化がある。日本では、25年までに平均引退年齢の70歳を超える中小企業の経営者は約245万人となり、およそ半数の127万人の後継者が未定だ。帝国データバンクが集計している「後継者難倒産」は22年に前年比2.1%増加の476件発生し、年間で過去最多を更新した。

日経新聞新聞(2023年2月28日朝刊)

最近の中小企業白書では、後継者不足で廃業される中小企業の約6割程度は、”黒字”というデータが出ていました。
経営がしっかりとした企業が1社でも多く、継続されるとよいですね。

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