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【ホテル宿泊記】梅小路ポテル京都

先日、11年住んでいた京都へ久しぶりに帰りました。

今回お世話になった「梅小路ポテル京都」は、
これまで宿泊したホテルの中でもベスト3に入る満足度。
絶対にリピートしたいホテルの1つです。

デザインがめちゃくちゃ好き。
胸の高鳴りを抑えつつ、メインロビーへ。

高級感と遊び心が絶妙な塩梅でブレンドされた空間です。

ホテル内は客室のみならず、
あらゆる箇所に冒険心がくすぐられる仕掛けが用意されています。

2F〜3Fは本好きにはたまらないスペース。

気になる本との出逢いがあれば、
自分の部屋に持ち込むことができます。

旅先で本棚をみかけると、
ついワクワクしてしまうのは僕だけでしょうか。

館内には至るところにドリンク&軽食コーナーがあるため、
「今回の旅は外出しなくていいか」と思う人もいるでしょう。

コーヒーやソフトドリンク、ミックスナッツにドライフルーツ、チョコレートなどすべてテイクフリーです。

まさかビールやワインまで飲み放題とは思いませんでした。

アルコールに全く関心がない僕でも、
「アサヒスーパードライの飲み放題」には思わず感動。
ホテル内で昼から一杯やりたい人におすすめです。

軽食とフリードリンクに舌鼓を打った後は、
昔ながらのレコードで名曲に耽るのがおすすめの流れ。

ザ・ビートルズやマイケル・ジャクソン、アデルなど、
言わずと知れたアーティストの珠玉の名作が揃っています。
音楽好きにはたまらない設えです。

さて、そろそろ外の空気が恋しくなってきました。
屋上を目指しましょう。

当日は一点の曇りもない快晴に恵まれました。
京都タワーを一望できる立地です。

ホテルの目の前には梅小路公園が広がっています。
日中は子どもたちの遊び声がBGMです。平和だな…としみじみ。

チェックインから夕刻までのひとときはあっという間で、
少し早めのディナーへ参じることに。

厳選された食材と斬新なアイディアで構成されたホテル内のコース料理です。

小鮎の春フリット

小学生の頃、大自然の中で鮎のつかみ取りをした記憶が蘇ってきました。
懐かしさとともに噛み締めた鮎からは、溢れんばかり旨味と絶妙な苦味が。

支配人、もう一泊していいですか?

奥丹波鶏の塩麹マリネ

この度は遠路はるばる、兵庫の山奥「奥丹波」よりお越しくださりありがとうございます。

お肉単体でも唸るほどのクオリティですが、さっぱりとしたジュレと梅肉ソースの組み合わせに脱帽です。

スパゲティのオーブン焼き ホタルイカ添え

オーブン焼きと聞いてふと、漫画「ONE PIECE」に登場するアラバスタ料理「コナーファ」が思い浮かびました。マニアックすぎてすみません。

パプリカベースのソースに、ホタルイカやイクラなどが添えられた一皿はまさに芸術作品のよう。味もさることながら、スパゲティの歯ごたえをいつまでも楽しみたくなる逸品です。

鰆と筍の朴葉焼き 木の芽ソース

男子としてはこのあたりから、「ごはん欲しい病」がむくむくと芽を出します。「こんなことなら炊飯器持参でくれば良かった」と何度悔やんだことでしょう。

絶品すぎて、そしてごはんが食べたすぎて泣く泣く食しました。

はりま牛ランプのグリル 菜の花ソース

お願いです。サトウのごはんでもいいからください。
ごはんなしで食すなんて「はりま牛ランプ様」に失礼かと。

それにしても牛肉のグリル×菜の花ソースの掛け合わせには驚きです。コース料理の一皿ひとさらを振り返ると、シェフの並々ならぬ愛情と情熱を感じずにはいられません。

苔のチーズケーキ

ディナーのフィナーレを飾るのは苔のチーズケーキ。

京都は至るところに苔スポットが広がっていますが、チーズケーキとのマリアージュなど見たことがありません。パティシエ界の重鎮も顔負けのアイディアではないでしょうか。

口に入れた瞬間に溶けてしまうチーズケーキの儚さは、さながら春に咲き乱れる桜のようです。

食レポをしているとお腹が空いてきたので、ここいらで筆をおきます。
まさか執筆が自分に対する飯テロになろうとは。

また、折を見て京都に帰ろう。

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