第八十回:孤独に慣れる
昨日、
お雛様
を
出していましたら、
大学卒業証明書
と
学芸員資格取得証明書
と
司書資格取得証明書
が
出てきました!
ふと
我が子
が
一人で
自分のこと
を
できるようになったら、
司書
として
復帰するのもいいなぁ
なんて。
それにしても、
我が子
というのは
可愛いですね。
以前
母
が
寝ている間
も
足で
お母さんがいるか
確認してくることがある
と
言っていましたが、
本当に
その通りで、
可愛いなぁ
と。
こんな
可愛い子
が
私のような
クソ可愛くなくて
がめついおばさん
になるのか
と思うと
にわかに
信じがたい
のですが、
まぁ
私は
どこかで
間違えた
のでしょう。
若いころの苦労
は
買ってでもせよ
と
言いますが、
理不尽に
余りにも
さらされすぎる
のも
考えものですね。
祖父
は
死ぬ前に
祖母
に
孤独に慣れろよ
と
伝えたそうですが、
同じことを
私
は
母
に
思っています。
私は
一つ屋根の下
に
住んではいますが、
寝ている時も
足で
自分のことを確認していた
娘たちが
今はもう
ほとんど
自分を
頼りにしないで
別の生活をしている
のですから
さみしいだろう
と思うのです。
祖母
は
それに
我慢できずに
孫の世話を焼きすぎて
嫌がられた
ようなところがある
のですが、
そんな
祖母の姿を見ていた
ためか
母
は
過干渉ではありません。
よく
耐えているなぁ
と思います。
ただ、
外の世界に一歩出る
こともできませんし、
始めたことも
長続きしませんね。
それに
もともとの
性格
もある
のかもしれませんが、
最後まできちんと
やらない
と申しますか
やれない
ことが多いですね。
母を見ていて
思うのは、
やはり
人に頼っていては
人を当てにしていては
何事も
長続きしない
最後まで完遂することはできない
ということです。
趣味
や
習い事
は
強制力
は
ありませんから
特に
そうですね。
あるいは
仕事
でも
そうですね。
思えば、
自主性
というのは
人に頼らない
人をよりどころにしない
ということ
でもあるのでしょうね。
長続きする
継続できる
ポイント
は
これで
私は
何を実現したいのか?
そういうものを
しっかり
持つこと
かもしれませんね。
孤独に慣れる
というのは
そういうこと
かもしれません。
私は
今
母が
新しく始めた
習い事
が
長続きすることを
遠くで
願いつつ
見守っています。
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