第七十五回:過不足

昨日は
非常に
美しい
と感じる
グリーン

出会いました。


ティファニーブルー

万人に愛される色
嫌う人が少ない
ときいたことがある
のを
思い出し、
こういう色

ティファニーブルー
というのかしら?

隣の夫

言いましたら、
ティファニー

連れていかれる!

思ったようで


つれなかったです。

違うのじゃない?

言われたような
気分になり、
確かに
なんだか
違う

自分でも思いました
ので、
帰ってからも
しばらく
もぐもぐ
しまして
ティファニーブルー

もう少し
ブルーが強いなぁ
と。

私が見た
のは
海の色
とも
山の色
とも
言えない
砂漠の空の色
あるいは
オアシスの水の色
のような
トルコ石

思い出させる
ブルーグリーン
でした。


後で調べましたら、
コマドリの卵



一番近いなぁ
と。

コマドリの卵

顔料として
使われるのかまでは
分かりませんでしたが、
もしかすると
トルコ石

顔料として
使ったものが
時とともに
劣化して
コマドリの卵色
になった
のかもしれない
と。

いずれにせよ




砂土

混ざった
ような
癒しの色
でした。


我が子
は、
展覧会の帰り
大直の和紙
で作られた
折り紙

おねだりしました。

お目が高い

思いました。

pick
とか
小箱
とか
チャーム
とか
いろいろ
見たのですよ。

けれど、
最終的には
大直の和紙
になりました。

お父さん

買ってもらって
大喜び
していました。

けれど、
さらに
好みは
はっきりしていまして、
その折り紙
には
三種類の和紙

入っていたのですが、
そのうちの一種類

なくてもよかった
みたいです。

ここが
本店だったら、
これとこれだけでいいから
負けて
というのもあり
だったのでしょうが、
ここは
そうではないからなぁ。

と思いつつ、
きれいだし、
何かに使うかもしれないから、
あるならあってもいい
のでは?

伝えましたら、
パーフェクト

折り紙セット
になった
みたいです。


あんまり
急いで
ハードルを上げちゃ
きつくなるよ。
いろいろ
あって
ちょうどいい
よ。

心も
視野も
広く広く
もってね。


過不足なく
とうのは
なかなか
難しいですね。

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