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ChatGPTによる自分の複製

自分が二人になったらとか、自分と議論できたらとか思ったことはないだろうか。

今回、ChatGPTに個人が書いた文章を大量に読み込ませれば、それぞれの思考アプローチを投影したAIができるのではないかと思いついたので検討してみる。(自分の複製)

※これは専門家ではない人間の書いたただの妄想です。与太話だと思って読んでください。

AIによる複製の意義

もし、AIによって自身の複製(AIクローン)ができたとして、どんな意味があるのだろうか。また、従来のクローン(ここでは遺伝子的クローンと呼ぶ)とは何が違うのだろうか。

AIクローンの遺伝子的クローンの最大の違いは、複製する内容だろう。
前者は、オリジナルの思想や思考パターンをコピーするのに対して、後者はオリジナルのハードウェアのみをコピーし、思考などは引き継げない。もちろん、遺伝子によって性格が決まっているという説もあるため、まったく引き継げないとは言えない。しかし、再現度は低いだろう。

また、遺伝子的クローンは成長に時間がかかる一方で、AIはデータさえあれば短時間で学習させることができる。

以上より、AIクローンの意義は短時間で多数のクローンを作り出せることにあると考える。

ChatGPTで自己複製をするには

クローンを作成するのに必要なものは基本的に以下のものだろう。

・ChatGPTなどの大規模言語モデル(高性能であればあるほど良い)
・オリジナルの思考パターンが反映された、かつ、多種多様なトピックにわたる文章

・必要十分なだけのデータ量(多ければ多いほど良い)

必要なものその1:大規模言語モデルについて

 ChatGPTのような大規模言語モデルは自己複製をする上で重要な役割を果たす。具体的に言語モデルは自己複製するために提供されたデータを補間するような役割を果たすと考えられる。
提供されたデータにオリジナルが知っているすべての知識が入っているわけではない。言語モデルはこの穴を補間してくれるだろう。

そのため、大規模言語モデルがなくとも、複製は可能だと考えられるがその場合、必要なデータ量が大幅に増えると考えられる。
現状はGPT-4一択であると考える。


必要なものその2:多様なトピックのデータ

クローンAIをより汎用的で再現度の高いものにするためには、なるべく幅広いトピックに関するデータを提供する必要があると考える。なぜなら、私たちの言葉使いや考え方、相手や目的、議論な内容によって少なからず変化するからだ。

必要なものその3:大量のデータ

クローンの精度上昇のためにはなるべく多くのデータが必要である。私はAIの専門家ではないので、正確なことは分からない。ChatGPTにきいてみたところ、少なくとも数万語のデータがあればある程度の正確さで模倣ができるという回答を得られた。

実際にやってみたかった

本来なら、実際にやってみたいところだが、生憎、私の場合、学習させるデータが足りなかった。

というのも、私は最近note投稿をはじめ、また、今までほとんどSNSをやってこなかった。データがたまるまでしばらく待たなければならない。

最後に

この文章を読んでくださった方の中で、もしChatGPTを使った自己複製に興味がある方がいれば、ぜひ挑戦してみてください。そして結果を教えていただけると幸いです。
私はしばらくnoteを投稿しながらデータを貯めます。

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