祝ダルビッシュ有投手通算200勝 〜簡単にこれまでを振り返る〜
自分が一番好きなプロ野球選手であるダルビッシュ有投手が5月20日(日本時間)のアトランタブレーブス戦で通算200勝を達成しました。おめでとうございます!!!!!
2016年に広島東洋カープのの黒田博樹投手が達成して以来、8年ぶりに200勝投手が誕生しました。それだけ200勝は難しいということがよくわかります。
そこでダルビッシュ有投手のこれまでを簡単に振り返りたいと思います。(当時テレビで応援してた自分も思い出しながら)
1.プロ入りまで
大阪府羽曳野市で生まれたダルビッシュ選手は東北高校時代、甲子園に4度出場し、2年生の夏には準優勝。3年生の春にはノーヒットノーランを達成し、ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。
2.プロ入り後(2005~2011)
プロ入りしてキャンプを迎えましたが、週刊誌に喫煙シーンをすっぱ抜かれ謹慎処分となってしまいます。(しかもパチンコ店という。。)
ただ、6月15日の対広島カープ戦で一軍初登板初先発初勝利を達成し、ルーキーイヤーは通算5勝をマークしました。
2006年は飛躍の年に。初の二桁勝利を飾り、ルーキーの八木智哉とともに左右のエースとして君臨し、日本ハムはリーグ優勝を果たします。2006年から2011年まで6年連続二桁勝利、5年連続防御率1点台を飾り、押しも押されぬ日本のエースとしてプロ野球界を支えていきました。
最多勝はとったことないんですよね〜意外にも。
3.NPB時代、印象的だった試合
地方に住んでいた自分は当時基本的にテレビ中継が巨人戦しかなかったためスポーツニュースや翌日の新聞で結果を見ることがほとんどでした。
その中でも特に自分が印象に残った2試合を紹介します。
野球に興味のなかった自分が野球にはまるきっかけとなった試合
それは2006年のプレーオフ2ndステージの第一戦。
この試合では福岡ソフトバンクホークス相手に11奪三振を奪い1失点完投勝利。あの重量級のホークス打線をバッタバッタ三振を取っていく姿のカッコよさたるや。
なぜ見ていたのかもよく覚えていませんが、当時たまたまこの試合をテレビで見ていた小学生の自分はこの試合のピッチングに圧倒され、こんなすごいピッチャーがいるんだ。。野球っておもしろい。。と思うようになりダルビッシュ投手を応援していくようになるのでした。。
https://youtu.be/ufdm8Tv2kUk?si=YksjSqp1JzZ21iOj
(あんましよろしくないですがYoutubeに当時のフルイニングの動画あったので共有します。)
もう一つは15年たった今でも当時のことをよく覚えているのですが、2009年の日本シリーズ第2戦です。
2009年にリーグ優勝を果たし日本シリーズに進んだファイターズでしたがアクシデントが襲っていました。それはダルビッシュ投手の怪我です。
クライマックスシリーズにも登板せず、日本シリーズも登板がないのかなと思いきや2戦目に先発。
素人目からみても本調子ではないのは明らかでしたが、ここで巨人打線に牙をむいたのがスローカーブでした。シーズンも含めてほぼ投げていなかったスローカーブと速球の相性はよく6回を7奪三振2失点に抑え見事勝利を飾ったのでした。
投球フォームもキャッチボールみたいなフォームながら小笠原選手やラミレス選手といった最強巨人打線をスローカーブで手玉に取っていく姿はただただ圧巻でした。
ヒットを打たれてしまっているけど当時の動画を見れば一目瞭然。
〜余談〜
小中学生の頃、もちろん試合を見に行くことも出来ない、北海道だからグッズも買えない中で近所のスーパーで日本ハムの商品を買うとダルビッシュ投手のプリントサインボールとクリアファイルが付いてくるチラシを見つけて親に頼んで買ってきてもらったのを今でも覚えてます。それが自身初めてのダルさんのグッズでした。。
※そのサインボールは今でも実家の机に飾ってます(笑)
あとはMLBに移籍したシーズンに地元でオープン戦(楽天-ハム)があり、グッズショップを見るとたまたまダルさんのタオルがあったのでそれも親にねだって買ってもらいました。これも良い思い出です。
4.MLB移籍と通算100勝(2012~2016)
2011年オフにポスティング申請を行い、テキサスレンジャーズが落札し、6年契約でダルビッシュ投手はMLBに移籍します。
4/9のデビュー戦は5.2回5失点としたものの、打線の援護がありメジャー初勝利をあげました。
また日本時代通算93勝としていたダルビッシュ投手は2012/5/7に日米通算100勝をマークしました。
https://youtu.be/XGrzPUwtr7o?si=GAaHILwvinTUn_qE
2012~2014年まで3年連続二けた勝利を挙げましたが2015年はトミージョン手術を行い、初の登板なしとなってしまいます。2016年には復活して7勝をあげました。
5.初のトレードとFA(2017-2019)
レンジャーズの契約最終年だった2017年途中にダルビッシュ投手はトレードでドジャースへと移籍します。プレーオフまでは好調だったものの、ワールドシリーズでは当時サイン盗みをしていたアストロズに打ち込まれ、ワールドチャンピオンを逃してしまいます。(当時アストロズも応援していた身としてはとても複雑でしたが。)
オフにFAとなったダルビッシュ投手は6年1億2600万ドルでシカゴカブスと契約しました。
ただ、移籍した2018年は故障もありわずか1勝と、期待を裏切る結果となってしまいます。2019年前半戦は18試合登板で防御率5.01と不振。97回で111三振を奪った一方、49四球6死球と制球難に苦しみました。しかし、後半戦は調子を取り戻し、最終的には防御率3点台でシーズンを終えることができました。
6.圧巻だった2020年
コロナウイルスの影響で短縮シーズンとなった2020年。ダルビッシュ投手は飛躍のシーズンとなります。
前年の調子をそのままに、前半戦では初戦後の6試合で6戦連続QSを達成し、6連勝。また5試合以上を全て1失点以下という圧巻の成績を残します。
が、サイヤング賞投票は昨年まで横浜DeNAベイスターズに所属していたトレバーバウアー投手に次ぐ2位。また、オールMLB1stチームに日本人として初めて選出されました。
https://youtu.be/QQtjFWr_lDE?si=1l9SKkpVGYQMzzG9
7.パドレス移籍(2021~2023年)
2020年オフにダルビッシュ投手はトレードでサンディエゴパドレスへと移籍します。
当時の印象としては、パドレスってそれまで全く強くなかったけど最近タティスJrとか出てきたしマチャドもいるし若手も多くてこれから強くなっていくチーム、そんな印象だったと記憶しています。と思った矢先パドレスは当時パイレーツのジョーマスグローブ、当時レイズだったブレークスネルを獲得し、一気にWS制覇候補のチームへと変わっていきました。
2021年は前半こそいい投球を続けていましたが腰痛もあり、7連敗をするなど不調に終わってしまいました。チームもそれに比例するようにずるずる負けプレーオフすらも逃す悲惨な結果に。
ただ2022年は抜群の安定感を見せ、QSは両リーグ最多の25回、ルーキーイヤー以来となる16勝を挙げチームのポストシーズン出場に大きく貢献しました。
2023年のシーズン開幕前に6年間の契約延長を発表。これには驚かされましたね。
そして6/9のロッキーズ戦ではMLB通算100勝も達成しました。
このまま2023年中に日米通算200勝も!と思いましたが怪我もあり8勝どまりとなってしまいます。
8.日米通算200勝
そして迎えた2024年。首痛もあり開幕から1か月ちょっと勝てていませんでしたが4/30の対レッズ戦で今季初勝利。
そして5/10に日米通算200勝を達成しました。本当におめでとうございます!!
9.MLBで印象的だった試合
NPBで印象的だった試合も上げたのでMLBで印象的だった試合を紹介します。
それは2013/4/2のヒューストンアストロズ戦です。
この日のダルビッシュ投手はバッターを寄せ付けない圧倒的なピッチングで8回まで一人のランナーも出さない完ぺきな投球。
そしてあと一人となったところで現オリックスのマーウィンゴンザレスにセンター前ヒットを打たれ完全試合を逃してしまいます。
この試合、自分もテレビで見ていましたが、最後に打たれてしまい、落胆してしまった記憶があります。まさかその選手が10年の月日がたち、日本で見れるとは。。。
10.終わりに
200勝はしましたがまだまだ勝てると自分は思っていますので、ここからさらに勝星を伸ばし、パドレスをワールドチャンピオンへ導くような活躍をいちダルビッシュファンとして願っています。
wikiを見ればわかるような情報を長々と書いていきましたが、ご覧いただきありがとうございました。
家にあるダルさんグッズ達。
いつかは直筆サイン入りグッズが欲しいですね。。