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海外旅行中に現地で働き体験ができる幸せ 【だから旅は、やめられない #3】

〜 だから旅は、やめられない  #3  〜
海外旅行中に現地で働き体験ができる幸せ
みな美(31歳・会社員)

「世界中、色んな所へ旅行に行きたい」
「海外で働いてみたい」

そんな夢を持っている方も多いのではないでしょうか。

私はその2つの夢を叶えるべく、2017年春から1年間バックパッカーで世界一周に行き、その中で3ヶ国、合計約2ヶ月間を現地で働いて過ごしました。

お給料は発生していないので特別なビザもいらず、数日だけの短期間でもできる仕事は、世界中にたくさんあります。


シーン① モロッコで家政婦の仕事(1週間)
紹介先:workaway(ウォークアウェイ)

workawayは1日数時間働くと、その対価としてホストから宿泊場所を提供してもらえるマッチングサービスです。語学の先生、ベビーシッター、DIYのお手伝いなど、幅広い仕事が登録されているので自分に合った仕事を探すことも楽しみの一つ。
私はこのサイトを通して、モロッコのマラケシュで一人暮らしをしているおじいさんのお家で、家政婦としてお掃除やアルガンオイル作りをしました。モロッコ人の庶民的な生活を感じ、夜はイスラム教についての教えを説いてもらうなど、非日常な体験ができました。

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シーン② ブラジルの田舎で農業の仕事(1ヶ月)
紹介先:口コミ情報

ブラジル、サンパウロから600km離れたアリアンサという小さな町に、日系移民の方が開拓した「弓場農場」という農場があります。
南米を旅する方には有名な場所で、ここで働くと宿泊場所と3食、それも全て日本食が提供されるのです。
弓場農場の住民達は50〜60人おり、皆日本語を流暢に語り、自給自足の生活をしています。味噌、醤油、野菜、肉、ほうき、せっけんなど・・・あらゆる物が弓場農場の中で作られており、海外にいながら昔ながらの日本を感じる体験ができました。

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シーン③アフリカ、ザンジバル島でゲストハウスの仕事(1ヶ月)
紹介先:知人からの紹介

「働きたい」と色んな旅人に話していたら「ゲストハウスで働き手を探していたよ」という情報をゲット!
場所はアフリカの楽園と呼ばれ、故フレディ・マーキュリーの生誕地としても有名なザンジバル島。開業したばかりのゲストハウスのスタッフとして働き、宿泊場所だけ提供してもらいました。
同僚のスタッフはタンザニア人ばかりで、彼らとゲストハウス運営について日々話し合ったり、アフリカとの文化の違いを乗り越え毎日楽しく過ごすことができました。

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以上3つが、私が世界で経験した仕事です。

普通の旅行では味わえない、仕事を通して現地の人と一緒に過ごすことで、「海外からきたお客さん」扱いはされず、対等に接してもらうことができ、その国の文化を深く知ることができました。

私にとって旅は、「全ての欲を満たしてくれるもの」。

1日ゆっくりしたい、観光に行きたい、友達を作りたい、歴史を学びたい、働きたい・・・旅行中に私がやりたいと思ったことで、叶わないことはありませんでした。

だから旅行はやめられないし、これからもやりたいことがある限り、私は旅行に行ってしまうでしょう。

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