見出し画像

【ポケカ】スピードファイヤー【年末。侍・乱舞通算1-8デッキ】

2021/12/18に行われた、「年末。侍・乱舞」にて自身が使用したデッキを記載する。
イベントの詳細は以下。
https://www.izazin.com/taikai/84924909

1.レシピ

画像1

画像のとおり。

2.どういうデッキなの?

後攻1ターン目にオーラバーンを撃つデッキ。
元ネタは自身の以下記事。
https://note.com/rylia_onlyme/n/n3dc5e20b0527

3.もーちょいくわしく

てばり+じゃえんのつばさ+メロンにより1ターンで悪悪水を用意し、タフネスマントを付けたガラルファイヤーVで攻め込むデッキである。
カードごとの解説は次章にて。

バトル場へは以下の順で展開する。
優先1.(高)
ガラルファイヤーV(2体まで)、ミュウ
優先2.
クロバットV、デデンネGX
優先3.
ヤレユータン、コロトックV
展開しない(優先低)
ガラルファイヤー

トラッシュするカードの優先順位は以下である。
優先1.(高)
基本水エネルギー
優先2.
基本悪エネルギー
優先3.
ガラルファイヤーV(4枚目)、ミュウ(2枚目以降)
優先4.
ボスの指令(2枚目)、クロススイッチャー(残が奇数の場合)、クイックボール、ハイパーボール

ワザを使うポケモンは以下である。
ガラルファイヤーV
クロバットV
ガラルファイヤー(フィニッシャー枠)

4.個別解説

■ガラルファイヤーV 4枚
メインアタッカー。
このカードを動かし、高速かつ継続的に190ダメージを与えることがこのデッキのコンセプトとなる。
エネルギー3枚+メロン+エネルギーを2枚トラッシュするカードでコンボが成立すること、および、トラッシュにおいておけばコンボパーツが揃う順序を問わないことから再現率を高めることが可能だと判断した。
つよいカードは4。

■ミュウ 3枚
メインのシステムポケモン。
ふしぎなしっぽでグッズを引っ張って展開をサポートする。
序盤に当てたいカードは以下。
たっぷりバケツ(コスト確保+デッキ圧縮)
エネルギー転送(悪エネサーチ用)
ボール系
回収ネットループや入れ替えで2枚目を出すことによるサーチ能力の使用観点から、ゲーム中に1.5枚を使用する=3枚となった。

■コロトックV 1枚
システムポケモン。
基本的には1体目のファイヤー完成後に置き、2枚目以降を探しに行くのが仕事である。
ハイパーボール、クイックボールで手札が切れやすいため特性を使うチャンスはそれなりに多い。
かつてのさいはいヤレユータンの位置であるが、同名ターン1であることと初動としては不要であることから1枚。

■クロバットV 1枚
初動。
最悪メロンを当ててマントをつけ、アタッカーとして起用する。
調整時にデデンネGXとコロトックVの中間のドローカードが必要になったことによりこちらを採用。

■デデンネGX 1枚
初動。
手札をトラッシュできるところがつよい。トラッシュを活用するデッキであるため、トラッシュしながらコンボパーツを探せるこのポケモンが相性抜群であった。
ただしオーロラエネルギーがなくメロンの対象にできないことは注意したい。これが原因で1枚に。

■ヤレユータン 1枚
システムポケモン。
ふしぎなしっぽと合わせてデッキをシャッフルしながらドローができること、デデチェンジでの巻き込み回避用で使用する。
サーチ手段多めなので、単純1ドローに早変わりする。
2枚目は要検討。

■マーシャドー 1枚
雪道メタ。
自分のトキワをはがすことによる手札調整も多々行う。

■ガラルファイヤー 1枚
フィニッシャー。
このカードを起用するためにオーロラエネルギーを全部外し、基本エネルギーのみの構築とした。
3回目の攻撃はこのカードで行い、220ダメージを与えることで次のガラルファイヤーVで仕留めることがゴールである。
3ターン目にしか使用しないため1枚。

■ハイパーボール 4枚
手札を2枚捨てることでポケモンを持ってくるカード。
エネルギーを捨てることでじゃえんのつばさ、メロンの準備を行うことができる。ついでに初動orアタッカーを引っ張ってくる。当然強い。
コストにたっぷりバケツで持ってきた水エネルギー2枚を使うことが多いが、不要となったカードを捨ててコロトックVの特性に繋がることが非常に便利であった。
つよいカードは4。

■クイックボール 4枚
手札を1枚捨てることでポケモンを持ってくるカード。
エネルギーを捨てることでじゃえんのつばさ、メロンの準備を行うことができる。ついでに初動orアタッカーを引っ張ってくる。当然強い。
このデッキはすべてたねポケモンで構成されているためすべてのポケモンにアクセスできる。
つよいカードは4。

■クロススイッチャー 4枚
フィニッシャー。
190or220ダメージでベンチを狙えばたねポケモンや負傷したVMAXを倒すことができる。
ミュウの入れ替え手段にもなることから思い切って採用。
ここは調整枠であったため次章にて詳細を記載する。

■あなぬけのヒモ 2枚
入れ替え枠。
相手のベンチポケモンを前に出させることができる。相手にしたくないポケモンをどかすことができる点が良く、メロンとボスを両方撃ちたいときにはこれかクロススイッチャーを探しに行く。

■ポケモンいれかえ 2枚
入れ替え枠。
自分のポケモンのみを入れ替えるのでミュウとの交代用である。バトル場の負傷したVMAXを倒しに行くときはこちらを使用する。

■エネルギー転送 1枚
ふしぎなしっぽでhitする悪エネルギー。
多くの場合基本悪エネルギーが同時に2枚必要なので、トキワのもりとは別にエネルギーを用意する手段が必要と判断した。
博士の手紙もエネルギースピナーもないのでこのカードに。

■たっぷりバケツ 1枚
ふしぎなしっぽでhitする水エネルギー。
こちらは2枚持ってくることができる。基本水エネルギーはトラッシュにあればあるだけメロンが使いやすくなるため、落とし得となる。
たっぷりバケツ+ハイパーボール+メロンのギミックによりデッキ圧縮とアタッカーの用意が可能であるため、このパッケージを活かした別デッキ、というアプローチは今後のレギュでありえると考える。

■Uターンボード 1枚
ミュウ、コロトックVが逃げる用。
ゲーム中どこかで最終的に1枚だけあれば良いことから1枚。

■回収ネット 2枚
ミュウ、ヤレユータン、ガラルファイヤーに当てる。
ミュウとヤレユータンは特性のリセットができるので展開中にはかなり重要となる要素である。ついでにクイックシューターをかわせるかもしれない。
ガラルファイヤーはスタートしてしまった際に置物と化してしまうため、それを防ぐのが目的である。
ポケモンを置きなおせば手札が減る点や、不要となった際はボールのコストに使うことができるようになる点もコロトックVにつながるため見逃せない。

■タフネスマント 2枚
ガラルファイヤーV、クロバットVに付ける。
HPを底上げすることで同じポケモンで2回攻撃することを目指す。
現環境においてHP240、230のラインはフル展開のスイクン、エンテイの攻撃を耐えることができるためそれなりに活きると考える。

■ポケギア3.0 4枚
ふしぎなしっぽでhitするサポート。
デッキをシャッフルできることからさるぢえとも相性が良い。
デッキが薄くなってきた際はほぼ確定サーチとなる。ふしぎなしっぽで持ってくることも多い。
つよいカードは4。

■メロン 4枚
水エネさえあればポケモンVへのエネ加速ができる。トラッシュにあればよいので手札を捨てガンガン展開していく系のカードやデッキと相性が良い。
マリィのプライドと違ってドローができることとバトル場へも加速できることが重要で、入れ替えカードをコンボパーツに含めなくて済む。
1ターン目に必ず使いたいので4枚。

■ボスの指令 2枚
フィニッシャー。
HP190以下のポケモンを気絶させることができる。
メロン、キバナでエネルギーを付けるターンには使用できないので、つよいカードは4+よわいカードは0の間を取って2枚。

■キバナ 1枚
フィニッシャー兼展開要素。
5枚目のメロン+クロススイッチャーorタフネスマントを持ってくる。
ポケモンが気絶していないと使えないことから初動にできず、これが原因で1枚とした。2枚目はありだと思われる。

■トキワの森 2枚
エネルギーを持ってくる+手札を捨てるスタジアム。
雪道を破壊することも重要な役割である。

■基本水エネルギー 4枚
メロンで加速するために必要なエネルギー。
必ず1枚トラッシュに必要であるため、現物4枚+たっぷりバケツ1枚+エネルギー転送1枚+トキワのもり2枚で8枚。
ふしぎなしっぽでたっぷりバケツを引っかける⇒ハイパーボールで走り抜ける、という動きはこのデッキにおける基本である。

■基本悪エネルギー 7枚
ガラルファイヤーVは悪悪要求であるため、トラッシュに置いておく以外にも手張りするためのエネルギーが必要であることから7枚。
非Vのガラルファイヤーを起動するためには基本悪エネルギーである必要があるので、オーロラエネルギーやハイド悪エネルギーではデッキの適性を満たさない。

5.クロススイッチャーについて

もともとこの枠はクラッシュハンマー4枚であった。
こちらの高速起動を主軸に据えたこと、妨害するより倒したほうが早いことからメロンキバナと同時使用が可能なクロススイッチャーを選択した。
妨害0枚なためやりたい放題されてしまうのはこのデッキの欠点であるといえる。

後半であればふしぎなしっぽミュウ+キバナで両方揃えることも多々ある。
デッキ内に2枚は必ずあるればよいので、序盤は展開優先で良い。
反省点でも述べるが、やまびこホーンまで入れ込み、システムポケモンを倒し続けるという方向を取ることも視野である。
もしくは、同じガラルファイヤーVが2回動くことや、各種グローブ+ファッションモールでたねVを必ず仕留めるような方向になるだろう。

6.戦績

メインイベント/96人

1戦目:リーフィアファイヤー
後攻2-6×
こちらは草弱点なのでガン不利対面。
初手からガラルファイヤーVが起動できず。
マントクロバットVを作るべきところでマントをトラッシュしてしまいワンチャンも作れず負け

2戦目:クワガノンインテレオン
後攻2-6×
後攻1ターン目にてばりメロンクロバットVを狙うもメロンに届かず。
エレキブラスター+クイックシューターで220=ガラルファイヤーVが倒される。負け。

3戦目:モココレックウザ
後攻4-6×
後攻1ターン目にマントクロバット+クロススイッチャーでメリープ倒す。
次以降ガラルファイヤーVが起動するのが遅れてしまい盤面リカバリされる。
ガラルファイヤーでVMAXを殴らなければいけないタイミングで用意できておらずVを出すことになり、そのまま負け。

4戦目:パルスワンコケコ
後攻6-4〇
後攻1ターン目にガラルファイヤーVでオーラバーンに成功。順当にサイドをとっていく。
コケコVMAXが動いてくるも入れ替えを2枚持っていたため、2体のガラルファイヤーVを押し付けて勝ち。

5戦目:ミュウVMAX
後攻3-6×
2マリガンスタート。
スタートはしっぽミュウだが後続につながる札が何もない。
ボールにあたったのでデデチェンジするもファイヤー殴れず。
ミュウVMAX2体を用意されたあたりでようやくこちらが準備完了。
ウィークガードをはがす手段は入ってない。1体しか倒せず負け。

6戦目:一撃ウーラブラッキー
後攻4-6×
後攻初手オーラバーンは成功するがデルビルを倒すことに。ウーラオスVMAX倒すまでにポケモンを使いすぎてしまったため負け。

結果:1-5

サブイベ
1回戦:クワガノンインテレオン
後攻3-6×
マントクロバットVで初手から殴ることには成功。
虫が途切れることはなかった。

2回戦:エンテイレック
後攻0-4×
初手ガラルファイヤーV2体、エネ。以上。
ターンいっぱいもらったけどボールにもドローにも当たらなかった。

3回戦:こくばマホイップ
後攻5-4両負け
初手ガラルファイヤーV起動できず。エネを十分溜めておけなかったため、ホラーハウス+トキワ割りで止められてしまった。
時間切れ。

結果:0-3

最終成績:1-8

7.何がダメだったのか

今回、成績は通算1-8であった。
では何がダメだったのかを整理する。

1点目
ガラルファイヤーVの打点190は実は「低い」ことがあげられる。
メインアタッカーのたねポケモンVを倒すことができない。
ここに打点補助系の何かがあれば良いと考える。
たとえば、アップルドロップのアップリュー、ガラルジグザグマ。
どくさいみん光線やパワータブレットのようなレベルのカードが必要になる可能性がある。
つまり、アタッカーとして採用するには環境適性がなかった。
だから、メインアタッカー同士のバトルを極力避け、HP190以下のシステムポケモンVを刈り取る方針を試すべきと考える。
これについてはやまびこホーンを入れ込むことで解決すると思われる。

2点目
妨害札が入っていなかったことである。
そもそも、相手方にやりたい放題を差し上げる代わりに自分のやりたいことを詰め込む方針であった。
ここに関しては当イベントで数をこなし、デッキの欠点を見つけることが必要であったためやむなしである。
ウィークガードエネルギーをはがしたり、手札を絞ったりは必要であったと感じる。

3点目
メロンを引くべきタイミングで用意できなかったことである。
関内勢内では「SRではないから引かない」理論が適用されるため、終了後に即SRを4枚購入した。
コンボパーツとしては、トラッシュに悪+水、手札に悪+メロンを用意すればよいうえ、ガラルファイヤーVが場にいること、および、メロンの前に水エネをトラッシュしておくこと以外には順番の前後は無い。
ネオラントVのリリースによりここは解決するかと思われる。

8.DEFレギュに向けて

Cのカードは以下。
・デデンネGX
・マーシャドー
・Uターンボード
・トキワのもり

デデンネGXについて。
デデチェンジという手札を捨てたうえで6ドローできるカードがなくなることは痛手である。
コロトックVでうまくカードを引いたり、ミュウで当てられるカードを使ってのプレイが必要となるだろう。

マーシャドーについて。
回収ネット前提であれば、バケッチャで代替可能である。
特に問題はない。

Uターンボードについて。
風船にそのまま入れ替えればよい。

トキワのもり
いくつか候補がある。
・トレーニングコートにして、ガラルファイヤー用に使用する
・いにしえの墓地にして打点を稼ぐ
・ファッションモール+グローブの構成にする

ウィークガードエネルギーが落ちるため、悪弱点の環境であれば日の目を見るかもしれない。

9.おわりに

イベントの感想
計9戦やって一度しか勝てなかったのは非常に悔しいが、同じデッキを使ってたくさん対戦できるイベントとしては最適であった。
参加人数とイベントの方向性から、終了後の参加者同士による情報交換や振り返りを重視するならMTリーグ、連戦をこなしデッキ強度やデータを取得するなら侍、という位置取りになると考える。

デッキの感想
このギミックを試そうと思って持ち込んだデッキであったが、フルスペックを発揮させることができなかった。
反省会および対戦動画にて動きは公開する予定である。プレイなのか運なのか構築なのかの切り分けを行ったうえで、新レギュ用のクソデッキをこれからも持ち込んでいく所存。

10.おまけ

自身が投稿しているYoutubeチャンネル「関内勢によるポケカ」のURLを以下に記載する。
(今回のイベントでジャッジをしたS木さんも何度か出演)

関内勢によるポケカ
https://www.youtube.com/channel/UCeUflN2c3PCYu1joerpjEtA

本チャンネルにおいて見たい対戦のマッチアップや出演希望などはコメント、リプなどで受付中。
取り扱いレギュはスタン、エクストラ、ADV/PCG
特殊なものはガブレンミラー、旧裏ドラフトが可能

追記
反省会動画上げました
【#ポケカ】第324回 関内勢によるポケカ(反省会) 卍スピードファイヤー卍
https://youtu.be/o6hG8WGTS10

2021/12/11追記
対戦動画上げました
【#ポケカ】第325回 関内勢によるポケカ(スタン) スピードファイヤー vs こくばザシアンスイッチャー
https://www.youtube.com/watch?v=Ea58U_Pxq-Q


【#ポケカ】第326回 関内勢によるポケカ(スタン) スピードファイヤー vs 雪道ニンフィアチルタリス
https://www.youtube.com/watch?v=8GLnng0ikfU
⇒弱いところが出ている回


以上。
投げ銭用なので何もなし。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?