ツロブテロール(ホクナリン®)テープ

ツロブテロール(ホクナリン®)テープ
・・・ってなんだ!となったので調べる。
0.5~2mg
作用時間は24h
 
LABA(長時間作用性β2刺激薬)である。
喘息のコントローラーとして用いられるが、必ず吸入ステロイドと併用。
喘息の治療としてはステップ3~
最近はICS/LABA合剤を使うことがほとんど。
(COPDでも使うのかもしれないが、LABA単剤は少ないと思う)
 
1日1回貼るだけでよいため、手軽に使え、患者に人気。子供にも使いやすい。
副作用が出てもはがせば治る。
吸入困難な患者に主に使用されるが、後発品では薬物貯留システムが異なり、経皮吸収速度に差が出る可能性があり、留意すべきである。
 
<副作用>
テープなので皮膚の弱い方はかぶれることがある。
LABAはいずれも副作用としてβ刺激作用の振戦、動機、頻脈、めまい、低カリウム血症など。
虚血性心疾患や甲状腺機能亢進症、糖尿病の患者では注意すべきであり、必要に応じ減量・中止が必要。
 
<参考文献>
・レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室第3版
・類似薬の使い分け第3版

……アニュイティ200μgエリプタ30吸入用1日1回眠前、と併用している方がいました。ホクナリンは夕でした。やはり夕方に貼付して朝の発作を起きにくくするのか。

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