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サスティナブルなコーヒーワークのために、コーヒーワーカーを救いたいとは言わないよ。

久々ですね。
個人の発信は毎日頑張っております。
コーヒー関係者もこのnote界隈でも増えてきました。
コーヒーのことをただ書いても差別化できず埋没してしまいます。
看板は持っていないので目立ちません。
目立つこと、目立たせることが大事ではありませんが、
誰もが記せること、誰かが記せることは記しません。

今後は独自にコミュニケーション(取材)をしたり、
ネタやタネは外のものですが、フィルターはボクである発信を模索し、
行い、少しづつ積み重ねられればと思います。
よろしくお願いいたします。

前置きはこのくらいで、

新型コロナ禍はコーヒーワーカーにどのように影響を与えているのか、

関係あるし、関係ない。

コーヒーワーカーに関わらず、関係あるし、関係ないと思う。
最近の政治的発言の盛り上がりの顕在化とは違い、
元々の問題であり、新型コロナ禍で表面化したものは実際は極僅かであると思う。

ここからはと言うか、全てワタシの私的見解です。

コーヒーショップは案外嬉しい悲鳴もあると思っています。
ロースター系のコーヒーショップやコーヒースタンドは
カップ売り(特に店内)が明確に減っていることでしょう。
しかしながら、自分たちの営業努力に関係なく、社会活動が変わり
「おうちコーヒー」を楽しむことが拡がり、豆売り(粉も含む)が売り上げの割合を多く占めるようになった店舗や会社が増えてきたと推測できます。

またオンラインショップの売上動向が良くなっているのは想像するに余りあります。

メリットが多く見受けられるが実際は

メリットが多く感じる反面。大きなデメリットがあります。
デメリットは「コミュニケーション」です。

ボクはコーヒーは非言語コミュニケーションと謳っていますが、
店頭におけるお客さんとのコミュニケーションはとても重要な要素です。
このままだと”でした。”になってしまうかもしれません。

お店(会社)の想い、バリスタはじめとしたコーヒーワーカーの想いを直接伝えるチャンスがコミュニケーションにあり、またお客さんの想いを得る場もそのコミュニケーションにあります。
このコミュニケーションが店頭でしづらくなったのと、店頭対面の機会減少によりそもそも減ってしまったことはとてもデメリットです。

オンラインストアやSNSで発信を行うことはできますが、双方向のコミュニケーションの場は減り、失われつつあります。

それはお店とお客さんだけでなく、お客さんとお客さんでも言えます。

併せて、コミュニケーションが減りコミュニティがなくなりつつあります。

だからボクはコミュニティをつくる。

こう載せると宣伝っぽくなるのでイヤです。とは言わず。
宣伝です。と悪びれずにいたいと思います。笑
興味持っていただけたら覗いてみてやってください。

だからボクはコミュニティをつくります。
あくまでオンラインコミュニティでオンラインサロンではありません。

ボクは主宰ではなく、管理人でオーガナイザーです。
メンバーの方々の要望があればもちろんボクがワークショップを行いますが、
基本的にはメンバーの要望をもとにセミナー、ワークショップを企画し、講師を招聘して実施します。
それ以上にコーヒーをたのしむことをコミュニケーションをはかり、
新しいコーヒーのたのしみ方を考え、企むことが出来たらと思っています。

そんなコミュニティです。

カフェは本当に大変だと思う。

コーヒーショップは豆売り比重にウェイトが変わり思わぬ恩恵はあると思います。
名古屋や東海を中心とした喫茶店はコミュニティの提供(当人の認識の有無はおいておいて)であるので、営業時間の短縮等の影響で数字的減少は否めないが、お客さんが大幅に減っていると言うことは少ない。生活に密着したコミュニティは強いのだ。
カフェは空間提供を主としたサービス提供であるので(各々のお店の主張はおいておいてですが)、テイクアウトでフード提供を行うにしても、包材等のコストが増えたのと以前にましてフードロスのリスクは高まっているであろう。
営業時間の短縮の影響より、空間提供が売りである集客スタイルが直接的大打撃を受けている。

サスティナブルなコーヒーワークのために、
コーヒーワーカーを救いたいとは言わないよ。

でも、ボクは「サスティナブルなコーヒーワークのために、コーヒーワーカーを救いたい」とは言わないよ。

業界をよくしたいからサスティナブルなコーヒーワークを推奨するが、
それと既存のコーヒーワーカーを救うことは別問題である。

既存のコーヒーワーカーのかたちはそもそも問題があり、
新型コロナ禍でより深刻さを増した。

でも、そもそも問題があったのだ。

だから今の既存スタイルでコーヒーワーカーを救うとは言わない。
スタイルを変えるチャンスであるとボクは考えているのだ。

ルールチェンジ、ゲームチェンジを行っていく。
スクラップ&ビルドの覚悟を持っていたが、スクラップするエネルギーが減り、
ビルドしていけば良いのだ。
ボクはワクワクと楽しみでしかない。

新型コロナ禍は悪いことばかりではない。

元々の既存スタイルの構造の問題が今までうまく回っていたように見えていたので、表面に出ていなかったが、顕在化したことは良いことである。

また、そこに問題意識を持った人ももちろんいるが、
そことは違う視点で目の前の問題と対峙しアクションを起こす人が表面化してきた。

とても良いことだと思う。

ボクは正直名古屋に残って続けていたら、業界で働き続けることはできたと思う。
でも、ボクはそれを望まなかった。

ボクが望んだこと。

ボクが望んだことは

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