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coffeeと器の話

日曜日、燗珈琲 日本酒と珈琲3rd.ご参加の方々、ご参加誠にありがとうございました。
併せて、興味を持ちタイミングが合わずご参加いただけなかった方々も、年内にもう一度(12月予定)行うよう準備をしてもうはじめております。

今回は料理との相性以上に提供に関して感じたこと、この提供のことでコーヒーの可能性を狭めていることへの気づきを感じたため、
少しばかし記して、長くなりそうだったらnoteに記そうと思っております。
日常の摂取量以上に摂取させてしまっているんではないかと心配と反省を

【coffeeと器の話】
coffeeを飲む時に形状以上に容量の多様性が全くなく、そのためにコーヒーの楽しみ、嗜みの多様性が全くないと感じました。
今回Origamiのフレーバーカップを利用したのですが、用量は210ml、1杯で飲むには適量もしくは少々少なく、実際にコーヒーショップではサーバーと共に提供されることが多いカップです。

ウェルカムのコーヒーと料理に対して1杯づづ提供を行い、そのカップで提供を行いました。
陶器のため保温性と共に温もりに温かみを感じさせてくれます。あらかじめ温めておくと取っ手がないので熱いぐらいです。
参加者には冒頭話をしたのですが、
一人当たり結果として600−700mlのコーヒーを提供する形となりました。(3時間で)

無理をせず残していただいて大丈夫です。
少なめの希望をいただければ対応しますので、
気兼ねなくお伝えください。
と促しながら進めたのですが、
多くのかたが、残すことやお声かけすることなくコーヒーを飲んでくださいました。
チェイサーで水を挟みながら飲まれていたりされたので、料理と共に料理以上に水分を摂取されていたと思います。
用意したカップの容量や特性、温度変化等々踏まえた提供量ではあったのですが、
摂取量を考慮し適切な体験を提示できる器がないことに気付きました。
もともと食事をしながら5−6杯もコーヒーを飲むということがクレイジーなのは承知ですが、大きなことに気づくことができました。
常にベターではなくベストを尽くし、イベントを作り上げていきますが。毎回やり切ったことより充実感はありますが、反省や課題に多く気づかされぶつかります。
まだまだ、伸び代があるということでw
もう少し綴りそうなのでnoteに書こうと思います。

※写真は取り急ぎ器を2種類新調しました。
早速次回登場すると思います。

coffeeと器の話

上記はInstagramにて記述しました。
綴りきれていない部分を書き記していこうと思います。

昨今アロマカップやフレーバーカップ

こんなモノまである。

ボクはリーデルのグラスセミナーに参加したり、
飲料によるグラス(器・うつわ)の有用性はよくわかっているし、
coffeeにおいても可能性が秘めていると感じている。

カウンターがしっかりあり、その後ろの棚にコーヒーカップ&ソーサーが鎮座し、
圧巻とともに、自分の注文はどんなカップに注がれて提供されるのだろうと、
心躍らされるお店もある。

しかし、短時間(今回は3時間)という中で、
5-6杯という提供回数と適切な提供量に見合った器がなかなかない。

フライトセット等で3ozカップ(エスプレッソカップ)で3種飲み比べ等は見受けられるようになったが、
テイスティングではなく食中に嗜むとなると3oz(90ml ※60-70mlの提供)では物足りなかったり、少なく楽しむ部分で足りなくなる可能性が高いが、量は飲めない。

今回のイベントは3回目で、前回はコールドブリューをお猪口に提供しました。
一種類のコールドブリューをお猪口に一手間加え、ひとりひとつ400ml弱をサーバーに用意し提供しました。

今回はホットコーヒーのためサーバーでの提供は出来ない、
保温ポットや保温サーバーを用意すれば可能かもしれません。
1種のコーヒーを一手間で幅をつくるのではなく、
ひとつのコーヒー豆を2段階の挽き目と粉とお湯の割合3パターン(抽出量を揃え粉量3パターン)
抽出時間と温度は揃えたの?という野暮なことは放っておきますw

ベストを尽くすにおいて、
今はコーヒーに対しての器が乏しい。
器とより向き合いたいと感じた気づきである。

形状よりもまず容量をそして提供量のバランス、提供体験の多様性を

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雷電抽出探究所
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